1.3リッターのダイハツ「FRスポーツカー」!? 全長4m以下で「ちょうどいいサイズ」のオープンボディ! 丸目ライトも精悍な「ビジョンコペン」がスゴかった!

ダイハツの次期「コペン」は軽じゃない!?  世界各国で開催されるモーターショーでは、自動車メーカーが次世代の新型車の方向性を示すさまざまなコンセプトカーを出展してきました。  その中には、市販化への期待が高まる印象的なコンセプトカーも存在します。ダイハツ「VISION COPEN(ビジョン コペン)」も、まさにそうした1台です。 市販化に期待大! ダイハツ「VISION COPEN(ビジョン コペン)」 【画像】超カッコいい! これが1.3リッターのダイハツ「FRスポーツカー」です! 画像で見る(30枚以上)  2023年10月開催の「ジャパンモビリティショー2023」でダイハツが初公開したビジョン コペンは、“軽じゃない”コペンとしてファンの心を射止めたコンセプトカーです。  現行「コペン」は2014年に登場した2代目モデルで、660ccエンジンを搭載した軽オープンカーとして販売されてきましたが、ビジョン コペンはその常識を覆す存在でした。  ビジョン コペンのボディサイズは全長3835mm×全幅1695mm×全高1265mmで、ホイールベースは2415mm。  軽自動車枠を大幅に超える5ナンバーサイズへと拡大され、より本格的なスポーツカーを目指した設計となっています。  外観は初代コペン(L880K)を強くオマージュし、丸型ヘッドライトや逆台形のロアグリルといった意匠が随所に反映されています。  その一方で、灯火類には「C字型」に発光するLEDシグネチャーライトを採用し、2灯式ヘッドランプを中央に配置。リア周りにもC字型テールランプと横長のバックランプがあしらわれており、前後で統一されたデザインがスポーティさを引き立てます。  フラッシュドアハンドルやワイドフェンダーなど、現代的な意匠も随所に盛り込まれており、旧型の魅力と新時代のセンスが融合しています。  インテリアは直線基調を主体としたモダンかつスポーティな仕立てで、デジタルメーターやタッチ式の空調パネルといった近代的な装備も搭載。  ライトグレーのシートとブラックのインパネの間に、グラデーショントーンのドアトリムが挿入され、視覚的にも連続感のある仕上がりとなっています。  注目のパワートレインは、カーボンニュートラル燃料対応の1.3リッターエンジンが想定されており、駆動方式は現行コペンのFFから、ハンドリング性能に優れるFR(後輪駆動)へと大きく変更されました。  トランスミッションはCVTの採用が想定されているものの、MT(マニュアルトランスミッション)搭載も検討されており、“走り”にこだわるユーザーの期待に応える内容となっています。  この設計思想は、マツダ「ロードスター」をライバル視したものであることがうかがえ、「FR×MT×オープン」というライトウェイトスポーツの王道をダイハツが本気で狙っている姿勢を感じさせます。  実際に「走る喜びを進化させるオープンカー」として、風とともに走る感覚を突き詰めたクルマとされています。  SNSでも「小型なFRオープンが欲しかった!」「トヨタとの共同開発に期待」「マツダに対抗できる国産スポーツがついに出るか!?」といった声が多数寄せられ、市販化に対する強い期待が高まっています。  また、トヨタが2015年に発表したコンパクトFRスポーツ「S-FR」との共通点も話題となっており、トヨタとダイハツの協業による復活の可能性も取り沙汰されています。  実際、両社は「ライズ」「ロッキー」など多くのOEM供給を通じて連携しており、次期コペンの開発にもその関係性が活かされる可能性は高いと見られています。 ※ ※ ※  単なるデザイン提案に留まらず、“走れる”という明確な方向性を打ち出したビジョン コペン。  市販化されれば、ダイハツの新たな旗艦モデルとして、そしてトヨタのFRスポーツ3兄弟の末弟としても大きな話題を呼ぶことでしょう。  2025年には「ジャパンモビリティショー」の開催が予定されており、そこでビジョン コペンの続報が登場するかもしれません。  大いに期待して待ちたいところです。

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