「何を驚いてるの!?」クルマに突然現れる「驚きのマーク」の正体は? 無視すれば「大変なこと」になる!? 実際どうすればいいのか

「謎のびっくりマーク」意味は?  ハンドルの奥には、クルマの速度メーターだけでなく、さまざまなインジケーター(表示灯)があります。  そのなかで、意外と知られていないのは、謎の「丸にビックリマーク」というマークの表示灯です。 【画像】なにこれ? 謎の「青いイカ」や「ヨットマーク」 画像を見る!  いったいどのような時に光って、何を意味しているのでしょうか。 「謎のびっくりマーク」の意味は?  このマークをよく見てみると、ビックリマーク(!)が丸で囲まれていて、その丸がさらに両側からカッコのようなもので囲われているような形になっています。  いわば「(〇)」というマークで、円の中に「!」があるというわけです。  ちなみに「!」の正式名称は「エクスクラメーションマーク」といい、日本語では正式に「感嘆符」と呼ばれています。なおスペイン語の文章で使用する場合、文末だけでなく文頭には「逆ビックリマーク」を合わせて付けるルールがあるのが面白いところです。  さて、メーターパネルにある丸で囲まれた「!」マークは、一般的に「ブレーキ警告灯」という名称があります。  これが点灯するのは、「パーキングブレーキ、あるいはサイドブレーキがかかっている」という状態を意味します。  停車中なら問題ありませんが、これが走行中に表示されていると、危険な状態です。というのも「ブレーキをかけながら走っている」状態だからです。  自転車で想像すると分かりやすいですが、ブレーキをかけながらタイヤを回し続けると、摩擦でブレーキが発熱するほか、どんどん擦り減ってしまいます。  自動車でも、タイヤのブレーキディスクを「ブレーキパッド」で挟みこんで押さえつける仕組みなので、押さえつけながら無理やり走行を続けると、熱や物理的ダメージによって変状をきたす可能性があり、いざという時にブレーキがきかなくなってしまうおそれがあります。  また、パーキングブレーキは後輪のみにかかるのが一般的で、4輪に強いブレーキをかけている訳ではありません。  そのため「かかりっぱなしでも気づかない」ということが起こりがちです。そのため警告灯で注意喚起しているのです。  なお従来の足踏み式や手で引くタイプのパーキングブレーキに代わり、近年普及が進む電動(電子式)パーキングブレーキの多くは「アクセルを踏むと自動でブレーキ解除」という仕組みが備わっているため、従来のような解除忘れは起こりにくくなっています。  ちなみに、この電動パーキングブレーキ採用車で、ブレーキ警告灯が「黄色」に点灯することがあります。これはブレーキシステムに何らかの異常が発生していることを示しています。できる限り速やかに、ディーラーなどに連絡して点検を受けましょう。  さらに、サイドブレーキをきちんと解除しているのに「ブレーキ警告灯が点いたまま」ということもあります。この場合、見た目上問題なくても、目に見えないブレーキシステム側に異常がある可能性があります。特に、力を伝達する油圧周りに不具合が起きている場合は、ブレーキが作動しないおそれもあるので、放置は禁物です。  なお、エンジンやモーターを始動させた際、ブレーキ警告灯を含め、一瞬だけ「すべての警告灯が点灯する」という機能が、どのクルマにも備わっています。  これは「ランプの故障は起きていない」という確認をおこなうための機能です。

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