新車価格65万円の「めちゃ小さい」車に注目集まる 高齢者の移動手段に?

ほぼ「乗用車」なのに安価で日常乗り!?  2024年に発売された非常にユニークな4輪車「EV-eCo」に、現在でも話題が集まっています。  一体どのようなクルマなのでしょうか。 1人乗り超小型電動ミニカー「EV-eCo」 【画像】超カッコイイ! これが全長2.4mの「めちゃ小さいクルマ」です! 画像で見る(40枚)  EV-eCoは、多種事業を手掛けるアントレックス(東京都新宿区)が発売した1人乗り超小型電動ミニカーで、従来の電気自動車(EV)とは一線を画し、“普通乗用車風”のデザインを採用した、安価設定のEVです。  環境に配慮しながら利便性と経済性を兼ね備え、地球に優しい「ちょっとそこまで」「ラストワンマイル」を実現したといいます。  EV-eCoは、従来の電気自動車(EV)とは一線を画し、“普通乗用車風”のデザインを採用した、安価設定のEVです。環境に配慮しながら利便性と経済性を兼ね備え、地球に優しい「ちょっとそこまで」「ラストワンマイル」を実現したといいます。  クルマの分類としてはミニカーに該当します。運転にあたっては道路交通法上で普通自動車扱いになり、普通免許で運転が可能です。最高速度は時速60キロに制限され、高速道路は走行できません。  普通車とは違い、車検や車庫証明が不要。乗車時のヘルメット装着義務はありません。  ボディサイズは全長2400mm×全幅1125mm×全高1619mm。中型セダンの半分ほどの大きさで、全幅は極めて細くスリムな外観です。  外装は乗用車のようなヘッドライトや精悍なグリルを備えたほか、サイドミラーなどを装着。窓は非常に大きくドアも備わっているため、非常に小さいながらも「乗用車」の存在感がしっかり仕上がっています。  内装はレッドとブラックのレザー風シートのほか、シルバーの加飾が施されたインパネ、乗用車のように収納付きのドアトリムなどを備え、安価車とはいえ十分に上質さを感じられます。  またパワーウインドウやバックモニター付き液晶モニターなどの機能装備を標準採用。さらに日差しを取り入れるサンルーフを装備するなど、日常使いにも配慮されています。  パワーユニットは、定格出力0.59kwのモーターと60V・58.2Ahのバッテリーを組み合わせ、最高速度50km/hでの走行を実現。家庭用の100V電源でコンセント充電が可能となっています。  1回のフル充電で約40キロの走行が可能です(家庭用100Vでの充電の場合)。  EV-eCoの販売価格(消費税込)は64万9000円。都市部における買い物や通勤・通院など、短距離の移動として割り切るのであれば、十分良い選択肢になりそうです。  これまでも「ちょっとほしい」「ちょっとした買い物用にあるといいかも」「高齢者の通院って需要は相当あると思う」「年金生活者や田舎にお住まいの方で、軽い買い物や通院等で使う用途であれば、今の世の中ではドンピシャな乗り物です」「これからの日本の実態にあった車だね」など、人口減少や少子高齢化の未来に合った乗り物だと期待する声も出ています。  特に、過疎化で路線バスが減便・廃止され、代替となるコミュニティバスも縮小・廃止になるなか、マイカー運転か徒歩(あるいはシニアカー)しか選択肢の無い極端な状況に、高齢者は追い込まれています。  そんななか、日常利用であれば乗用車に匹敵する移動性を持つ「EV-eCo」への期待は大きいものとなっています。

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