ホンダ「ステップワゴン」“SUV”仕様登場！ 　神奈川県横浜市に本社を置き、キャンピングカーの販売・修理・改装を行う「ロッキー2」が2025年6月27日より開催された「東京アウトドアショー 2025」にて、ホンダ「ステップワゴン」をベースとしたキャンピングカーを展示しました。 SUVミニバンなステップワゴンMV！ 　2025年6月27日・28日・29日の3日間、幕張メッセ（千葉市美浜区）にてアウトドアの大博覧会と言われる「東京アウトドアショー 2025」が開催されました。 【画像】超カッコイイ！ ホンダ「“SUV”ミニバン!?」を画像で見る（50枚） 　さまざまなカスタムカーやアウトドアグッズなどが展開され、3日間での参加人数は4万7081人（東京アウトドア・ドッグショー合計）と大盛況でした。 　同イベントのなかで、ロッキー2はステップワゴンをベースとしたキャンピングカーを実車展示。 　このモデルは、ロッキー2がオリジナルキャンピングカーとして展開するMV（マウンテンビレッジ）でステップワゴン エアーをベースとしています。 　ちなみにロッキー2では、三菱「デリカD：5」や、ホンダ「フリードクロスター」をベースとした車両も展開しています。 　ベースモデルとなっているホンダ「ステップワゴン エアー」は、乗車定員7名3列シートとして販売されていますが、ステップワゴンMVでは、乗車定員5名2列シートに仕様となっています。 　ステップワゴンMVのボディサイズは、全長4800mm×全幅1750mm×全高1840mm。 　シートアレンジとして2列目シートを収納した状態では、ダイネットモード・ベッドモードといった2つのレイアウトに変更可能となっています。 　ダイネットモードは、サイドテーブルを展開することで対面座位でくつろげるリビングスタイルが可能で、対面座位でありながら足元にゆとりがある仕様に。 　ベッドモードは、全長2100mm×全幅1250mm（前）／1000mm（後）の大人2人がゆったりできるフルフラットのベッドスペースとなります。 　また床下に電装品などを収納することでベッド下のスペースを有効活用することができ、サイドキャビネットにはUSBポートやAC100Vコンセントなどが装備されています。 　今回のイベントでは、外装のブラックアウトや車高アップ、オフロードタイヤの装着なども行い、SUV風に仕上げたステップワゴンMVが展示されていました。 　車両の特徴について、ロッキー2の担当者は以下のように話します。 「特徴としては、ワゴン車ベースなので安全機能の『ホンダセンシング』が付いてたり、自動追尾のオートクルーズが付いてたりする点ですね。あとはやっぱり走りがいいです。 　ハイブリットなんかも選べるので燃費もいいです。かつベース車の納車も止まったりしていないので比較的早い納車が可能ですね。 　ポイントは真ん中の板を外してしまえば、ノーマルのシートが入っているので5人乗りの乗用車としても使えて、板を並べれば大人2人が十分に寝れるスペースができます。 　うちは認証工場をもっているので改装もできたり、ステップワゴン スパーダでもカスタムできたりします」 　なお、ステップワゴンMVの車両価格は462万円から（消費税込）となっています。 ※　※　※ 　反響について、前出の担当者は以下のように話します。 「2人キャンプ旅での使用や2段ベッド仕様っていうのもやっているので、家族で使用している方もいたりしますね。 　ステップワゴンMVとフリードMVはメディアに出すと反響も大きくてすごく売れてます」 　今回はステップワゴンエアーがベースですが、そのほかスパーダなどのグレードや既に購入済みの方で持ち込みでの架装も可能となっています。