8年ぶりフルモデルチェンジ!3代目新型マツダCX-5欧州で初公開【日本は2026年発売予定】

魂動デザインとスカイアクティブ マツダは、欧州事業を統括する『マツダ・モーター・ヨーロッパ』が、クロスオーバーSUV『CX-5』の新型を、現地時間の7月10日に初公開したことを発表した。 【画像】3代目へフルモデルチェンジ!欧州で発表された新型マツダCX-5 全22枚 CX-5は、マツダのミッドサイズ SUVだ。生命感をカタチにするマツダのデザインテーマ『魂動(こどう)デザイン』と、優れた走行性能と環境性能を実現する『スカイアクティブ・テクノロジー』を全面的に採用した第1弾の商品として、2012年に初代が登場した。 欧州で発表された3代目となる新型マツダCX-5。 マツダ 以来、世界100以上の国と地域で販売され、グローバルの累計販売台数は450万台以上(マツダ調べ)に達し、マツダの現行ラインナップ(2018年以降)における最量販車種となった。 スポーティかつ都会的なデザイン、意のままにクルマを操る人馬一体の走り、内装の質感などを高次元で両立させた魅力により、多くのユーザーに愛され、マツダのビジネスを支えるとともに、世界中のユーザーにマツダ・ブランドを体感してもらう役割を担っている。 最近のマツダ車に共通のディテール 今回、2017年以来8年ぶりにフルモデルチェンジが発表された3代目となる新型CX-5の開発コンセプトは『新世代エモーショナル・デイリーコンフォート』。魂動デザイン、人馬一体の走りを継承、深化させ、眺めて触れて乗ることでの歓びと感動を提供しながら、室内空間の広さや使い勝手、乗り心地、静粛性を進化させることにより、日常の多様なシーンにおける快適な移動をサポートする。 全体的にイメージは従来型を踏襲しているが、細身のヘッドランプや逆スラント風のフロントグリル、L字型のテールランプなど、最近のマツダ車に共通のディテールを導入している。 全体的にイメージは従来型を踏襲しているが、最近のマツダ車に共通のディテールを導入。 マツダ さらに、一新したヒューマン・マシンインターフェイス、強化、拡充された通信機能やアプリケーション、進化した先進運転支援システム(ADAS)など、これからの時代に適合し、顧客の体験を拡げる利便性を備え、すべての乗員が安心、安全、快適にドライブを楽しむことができるクルマを目指している。 新型CX-5(欧州仕様)の主要なスペック 新型CX-5は、まず欧州で2025年末から、日本を含むその他の市場では2026年中の発売を予定している。 現在発表されている欧州仕様 CX-5の外寸は、全長4690mm、全幅1860mm、全高1695mmで、従来型(日本仕様)より115mm長く、15mm幅広く、5mm高い(ホイールベースは未発表)と、全体的にサイズアップしている。 搭載されるパワーユニットは、『eスカイアクティブG2.5』と呼ばれるマイルドハイブリッドのみ。 マツダ 今のところ搭載されるパワーユニットは『eスカイアクティブG2.5』と呼ばれる、2.5L直列4気筒直噴ガソリンエンジンの『Mハイブリッド』と呼ばれるマイルドハイブリッドのみ。トランスミッションは6速ATの『スカイアクティブドライブ』、サスペンション形式はフロントがマクファーソンストラット式、リアがマルチリンク式となる。乗車定員は5名。 このMハイブリッドは、欧州や日本などで設定される予定だ。また、理想の燃焼を目指して開発中の『スカイアクティブZ』は、マツダ独自の新ハイブリッドシステムと組み合わせて2027年中に導入予定だという。 CX-80以降、ニューモデルが登場していないマツダだけに、この新型CX-5の日本デビューを心待ちにしているファンは少なくないだろう。おそらく、今年秋のジャパンモビリティショーでは公開されると思われるが、それまでの期間が待ち遠しくなるに違いない。

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