「ドア開かないかも…どうしたらいいですか?」 突然「スマートキー」電池切れ… 実は「開ける方法アリます!」 事前に防ぐ方法や「めちゃ便利」な機能も

スマートキーの電池が切れて鍵が開かなくてピンチ…こんな時どうする?  最近では、「スマートキー」などと呼ばれる電子キーを使うクルマが増えています。  電子キーは便利ですが、万が一電池が切れてしまった場合、どうやってクルマの鍵を開ければよいのでしょうか。 スマートキーが電池切れ…どうする? 【画像】知らなかった! 「鍵の中身」こうなってます! 画像で見る!(29枚)  スマートキーは電波を発信することで動作する仕組みとなっています。  これを持っていれば、カバンやポケットにカギをしまったままドアハンドルやドアハンドル付近のセンサーなどに触れるだけでロックを解除することができます。  さらに、スマートキーが車内にあれば、スタートボタンを押すだけでエンジンやシステムが始動し、走行することができます。  このように、クルマに乗ってから発進するまでの流れをスムーズにしてくれるスマートキーですが、内蔵されているボタン型電池によって機能しているため、定期的な交換が必要となります。  そのため、電池の交換を怠り電池切れの状態になってしまうと、通常通りに使うことができず、クルマの鍵を空けられないという事態におちいってしまいます。  では、万が一スマートキーの電池が切れたらどうすればいいのでしょうか。  実は、多くのスマートキーには非常時に使うためのメカニカルキーが内蔵されています。  キー本体にあるボタンやスライドスイッチを操作することで、メカニカルキーを取り出すことができます。  これをドアの鍵穴に差し込んで回すことで、手動でドアを開けることが可能です。  また、ドアを開けた後はエンジン&システムの始動方法にもコツがあります。  車種によって異なりますが、一般的にはスマートキーをスタートボタンなど特定の位置に置くことで、車両がスマートキーの微力な電波を拾うことで認識し、エンジン&システムを始動します。  具体的な操作方法は車種によって異なるため、取扱説明書から確認するようにしましょう。  もし取扱説明書が手元にない場合や、上記の方法でエンジン&システムが始動しない場合は、ディーラーやロードサービスに連絡しましょう。  不要なトラブルを避けるためにも、分からないときは専門家の助けを借りること安心です。 ※ ※ ※  スマートキーには、車種によって様々な機能が備わっています。例えば、スライドドア車ならそれぞれのスライドドアを開閉する機能や、セダンならトランクのみを開く機能、さらにはスマートキーを持ってクルマから離れると自動でドアロックする機能も。  その他、近年聞かれるスマートキーの電波を拾って盗難する「リレーアタック」の対策にもなる「電波OFF」機能なども備わっているクルマも登場しています。  自分のクルマ(スマートキー)にはどのような機能があるのか1度確認しても良いかもしれません。 スマートキーの電池寿命は?長持ちさせるにはどうすればよい?  スマートキーに使用されているボタン型電池の寿命は、一般的には1年から2年程度とされています。  しかし、使用頻度や環境条件によっては、これより短くなることもあります。  例えば、スマートキーを頻繁に操作する場合や、電波の干渉が多い場所で使用する場合、電池の消耗が早まるおそれがあります。  電池の寿命を延ばすためには、以下の点に注意することが効果的です。 まず、スマートキーを他の電子機器と一緒に保管することも避けましょう。  他の電子機器から発せられる電波が干渉し、スマートキーが不要な通信を行うことで電池の消耗が早まる可能性があります。  また、スマートキーを高温多湿の場所や直射日光の当たる場所に置くことも避けましょう。  これらの環境は電池の劣化を促進するため、結果的に電池寿命が短くなります。  日常的にスマートキーの状態を確認し、動作が鈍くなったり、反応が悪くなったと感じた場合は、早めに電池の交換を検討することが大切です。  定期的な電池交換も、スマートキーを長く快適に使用するためのポイントです。 スマートキーに欠かせないボタン電池  多くの車種 では、メーター内のディスプレイや警告灯で電池残量の低下を知らせてくれる機能があります。  たとえば、ホンダの場合は、電池残量が少ない場合にディスプレイに「KEY BATT」と表示されるモデルがあります。  また、トヨタの一部スマートキーでは、キー本体のLEDランプから確認することができます。  スイッチを押した時にランプが赤く光った場合は、残量が十分にあるという証拠です。光らない場合は、電池の残量が残りわずかということになります。  このようにして電池残量が少ないことが確認された場合は、速やかに電池を交換しましょう。  電池交換は比較的簡単なため、自分で行うことも可能です。しかし、交換時には適切な電池の種類を選び、正しい手順で行うことが重要です。  一般的な方法としては、まず、メカニカルキーを抜いたあと、そのメカニカルキーをすきまに差し込み、カバーを取り外します。    カバーを外したら、古い電池を取り出して新しい電池に交換します。新しい電池を入れるときは、+と-を確認して取り付けましょう。  不安がある場合や、正しい手順が分からない場合は、ディーラーや専門店に相談することをおすすめします。

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