悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ

 皇族として異例の進路を歩まれてきた悠仁さまにとって、「ご学友問題」は常につきまとう問題であった。筑波大学の入学式の日、リラックスされた表情の悠仁さまの周りを囲んだのは、すでに顔なじみの面々で──。 【写真】筑波大学の入学式でリラックスした表情をされるスーツにリュック姿の悠仁さま。他、会場内で、ご学友と言葉を交わされる悠仁さまなども  秋篠宮家の長男・悠仁さまが4月5日、筑波大学の入学式に出席された。悠仁さまは式に先立って取材に臨まれ、「授業の合間は自転車に乗って移動しようと思います」とコメント。入学式終了後には、上級生が構内の道路の両側に列をなし、新入生にサークルや部活動のビラを配って勧誘するイベントが行われ、悠仁さまがビラを受け取るたびに、「ありがとうございます」と丁寧にお礼を伝えられる場面も見られた。  皇族方の素顔を理解し、時によき相談相手となる貴重な存在が、学生時代からの友人、いわゆるご学友だ。 「天皇はお立場上、個人的な考えを公言することができませんから、本音を語れるご学友の存在が不可欠なのです」(皇室記者)  上皇さまには、学習院初等科から大学まで共に学んだ元共同通信社記者の橋本明さん(2017年没)がいた。高校生の頃には一緒にSPの目をかいくぐられて夜の銀座に繰り出し、「銀ブラ事件」を起こしたほどの仲で、即位後は“天皇のスポークスマン”として上皇さまのお人柄を発信し続けた。  また、天皇陛下は、学習院初等科から大学院まで一緒に過ごされた乃万暢敏さんと、いまも家族ぐるみのつきあいを続けられている。いずれもご学友との出会いの場は学習院で、エスカレーター式に進学する過程で仲を深められてきた。 「しかし悠仁さまは、お茶の水女子大学が運営する幼稚園、小学校、中学校に通われたのち、筑波大学附属高校(以下、筑附)、そして筑波大学に入学されました。ただでさえ人見知りなところがあることに加え、前例のない進路を選び続けてこられたので、紀子さまは進学されるたびにご学友が途切れてしまうのではないかと心配されていました」(前出・皇室記者)  紀子さまはこれまでの皇族方とは異なる「ご友人関係」を構築すべく、奔走されてきたという。 「筑附進学に際しては、悠仁さまと仲のよかった男子生徒がお茶の水女子大学附属中から一緒に進学しました。悠仁さまと同じ『提携校進学制度』を用いて入学してくる学生がいるらしい、と筑附で話題になったそうです。紀子さまはその男子生徒の母親と深いおつきあいをされていたといいます。  高校進学後も、水面下でママ友たちとコミュニケーションを重ねられ、文化祭や卒業式では長時間話し込む姿が目撃されていました。悠仁さまのご学友にふさわしい同級生を見極め、東大なら東大、筑波大なら筑波大と『息子と同じ大学に進学してほしい』とお願いできるような信頼関係を築いていたのでしょう」(皇室ジャーナリスト・以下同)  入学式当日。一斉新歓を受ける悠仁さまの隣には、新入生のAさんがいた。 「入学初日にもかかわらず、悠仁さまはAさんと親しげに話し込まれていました。何を隠そう彼は筑附の同級生で、しかも3年間同じ学級だったクラスメートです。今年、筑附から筑波大学へは悠仁さまを含めて240人中6人が入学しましたが、彼は悠仁さまと一緒に文化祭で披露する合唱の練習をした仲だといいます」  万全の注意が払われるなか4月7日、悠仁さまを巡りハプニングが起きたようだ。同日、SNS上に、筑波大学の学食で撮られた悠仁さまの写真が投稿された。 「投稿したのは中国人留学生だとみられます。いくら警備を厳しくしても興味本位で近づいてくる人をシャットアウトできるわけではありません。だからこそ、悠仁さまの近くにいる友人が大切になってくるのです。この日悠仁さまの隣にいたのは、筑附の同級生のBさんでした。文化祭を一緒に回るなど、悠仁さまとかなり親しくしていたクラスメートで、慣れた様子で周囲をけん制していたようです」  また、入学式では悠仁さまと左隣に座った男子学生が笑顔で言葉を交わされた。 「彼は“事前チェック”をパスしたうちのひとりでしょう。式が終わり、次々と会場を後にする学生を尻目に、悠仁さまとその学生は職員に退場を促されるまで通路脇で待機していました。  筑附から少なくとも2人のクラスメートが悠仁さまに引き連れられて筑波大学に入学したわけです。この異例の対応に仰天する関係者もいました。悠仁さまは、大学でトンボの研究に励まれることでしょう。その過程で、同じ志を持った学生と意気投合して一緒に研究室に残ったり、ひとり暮らしの部屋にその学生を招かれることがあるかもしれません。充実した大学生活を送っていただくために、友人は心から信頼できる方でないといけないのです」  前例のない進学だが、ご学友たちが悠仁さまを守ってくれるはずだ。 ※女性セブン2025年4月24日号

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