95万円の装備がある! 1000万円超え「トヨタの最高級ミニバン」何がスゴい? 「4人乗り・斬新アルファード」のこだわりとは

4人乗りアルファードスペーシャスラウンジとは  トヨタが100%出資するトヨタ車体は、アルファード/ヴェルファイアなどのミニバンをはじめ、ランドクルーザーやレクサスLX600などのSUV、商用車の企画、開発、生産を担っています。    もちろん、現行アルファードもトヨタ車体が手がけていて、今回は2024年12月に発表されたアルファードの「Spacious Lounge(スペーシャスラウンジ)」をピックアップします。 アルファードの最高級オプションってなに?(画像内にも施されている?)  現行アルファードは、高級ミニバンの範囲にとどまらず、ショーファードリブンの域に達していて、その好例がアルファードのスペーシャスラウンジです。 【画像】超カッコイイ! これが1番高い「オプション」です!(30枚以上)  アルファード・スペーシャスラウンジの紹介の前に、似たようなコンセプトカーがあったのを記憶している人も多いでしょう。  トヨタ車体が「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開したヴェルファイア「Spacious Lounge CONCEPT(スペーシャスラウンジコンセプト)」がそれです。  同コンセプトカーは、豪華なリヤシートを備えた4人乗りで、後席足元は7人乗りよりも約500mmも広く、ビジネスクラスを超え、ファーストクラスに迫るようなゆとりある空間を用意していました。  前席と後席の間には、間仕切りカーテンが設定され、後席に収まるVIPなどのプライバシーを確保するだけでなく、テーブルや電源を備えることで、ウェブ会議などのビジネスも円滑に進めることを狙いとしていました。  さらに、装備では、バッグなどを置けるフロアトレイやシャンパンなどが収まる冷蔵庫、後席ヘッドレストにはスピーカーも内蔵され、映画鑑賞や音楽を楽しむ癒やしの空間としても提案。  また、ラゲッジに専用のハンガーバーが用意され、VIPや芸能人などの着替え用途やアクティブな趣味などの相棒としてのニーズも模索されていました。  アルファードのExecutive Lounge(エグゼクティブラウンジ)をベースとするスペーシャスラウンジは、ベース車がヴェルファイアからアルファードに変わったものの、同コンセプトカーの市販仕様であるのは明らかです。  カタログには「お届けするのは、ファーストクラスの歓待、そしてくつろぎ。」や「リラクゼーションの頂点へ。おもてなし空間のフラッグシップへ。」などのキャッチコピーが並びます。  ゴージャスな後席の足元は、コンセプトカーの500mmよりは少し短くなったものの、ベース車よりも420mmも広く、足を伸ばしてリラックスできます。  オットマンまで電動で操作できる後席は、ヘッドレストにスピーカーを内蔵。コンセプトカーと同様に、前後席間を隔てるカーテンが備わり、専用生地が使われています。  そのほか、スマホホルダーやカップホルダー、前後席にワイヤレス充電の「置くだけ充電」を用意。  足元にはこちらもコンセプトカーと同じく、バッグなどが置けるフロアトレイ、冷蔵庫、専用フロアマットなどを用意しています。  ゴルフバッグが4セット収まるラゲッジには、洋服が掛けられる脱着可能なバーも備わります。  ボディカラーは、カタログモデルと同様に、「プラチナホワイトパールマイカ」、「ブラック」、「プレシャスレオブロンド」の3色展開。インテリアカラーは、「ニュートラルベージュ」と「ブラック」が設定されています。  そのほか、架装オプションとして、飛び石などによる小さな傷を防ぎ、洗車機にも対応する「ペイントプロテクションフィルム」を設定。なおトヨタ車体によればオプション金額は95万円だといいますが、すでに複数のオーダーを受けていると言います。  アルファード・スペーシャスラウンジは、4人乗りを設定するレクサスLMのようなカタログモデルではなく、多くの福祉車両のように持ち込み登録になります。  パワートレーンは、2.5Lエンジン+前後モーター(E-Four)で、プラグインハイブリッド(PHEV)とハイブリッドを設定。  価格は「プラグインハイブリッド E-Four」が1480万円、「ハイブリッド E-Four」が1272万円となっています。  なお、ベース車の「エグゼクティブラウンジ」はPHEVが1065万円、ハイブリッドが882万円(E-Four)となっていて、PHEVは415万円高、ハイブリッドは390万円高くなっています。  なお2.4Lターボにハイブリッドを組み合わせるレクサスLMの4人乗り仕様は、2000万円です。

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