【純正HIDをLEDに】カーメイトのワンタッチ交換できるバルブ 選べる2色

約900万台のHID搭載車オーナーは注目 クルマのヘッドライトの光源は長らくハロゲンバルブが使われていたが、1990年代中頃から上級車種を中心に採用されるようになったのが、キセノンやディスチャージとも呼ばれる『HID』。それまでのハロゲンバルブとは比べ物にならない明るさと真っ白な光、そして長寿命と、すべてにおいて優秀な理想的光源として、次々と多くの車種に採用されるようになった。 【画像】写真で見るGIGA LEDヘッドバルブ 全6枚 そんなわけで上級車やミディアムクラス、ベーシッククラスの上級グレードについてはHID装着車がかなりあり、光源の中心がLEDに切り替わった現在でも、車齢10年前後を中心に約900万台程度が現役で走っているという。 HIDバーナーをLEDバルブに交換すれば、夜間ドライブの安全、安心をレベルアップできる。 カーメイト そんなHID装着車で困ってしまうのが、経年劣化によるトラブルだ。 というのも、HIDの寿命はハロゲンバルブに比べて長いものの、一般的に2000時間程度と言われており、明るさは新品時の70%程度まで落ちてくる。夜間の前方視界を確保できなくなるばかりか、ヘッドライトレンズが曇っていれば車検も通過できなくなる。もちろんひどくなれば点滅やちらつき、変色、非点灯など、さまざまな症状が現れる可能性がある。 当然、寿命が疑われた場合には純正HIDバーナーと同仕様のものに入れ替えればいいわけだが、せっかくならば現代の主流であるLEDに光源を変更したい。LEDは年々性能が向上しており、信頼性の高い製品であればHIDに比べて格段に明るく、消費電力も少なく、寿命も約5倍(=1万時間程度)となる。価格がHIDバーナーに比べて高価であっても、性能の高さを考えればLED化するのがあらゆる面でオトクだ。 HID用ヘッドライトユニットに最適化したLEDバルブ クルマのパーツに詳しい人ならば、HIDとLEDでは形状やシステムが異なるのに入れ替えられるのか? と疑問に思う人もいるかもしれない。だが、近ごろは、HIDバーナーのリプレイス専用に開発されたLEDバルブが国内外の多くのメーカーからリリースされており、これを活用できる。 そんな中でも注目をしたいのが、カーメイトからリリースされた『GIGA LEDヘッドバルブ D10』だ。 純正HIDバーナーと同じサイズ。高輝度LEDチップの配置を最適化して最大限の性能を実現している。 カーメイト カーメイトといえば車内アクセサリーやルーフキャリア、タイヤチェーン、チャイルドシート、ドラレコなど、多くのジャンルのカー用品を手がけるメーカーだが、じつはHIDバーナーを20年にわたって自社製造している。ここで得られた技術とノウハウを投入することで、HID用ヘッドライトユニットに最適化したLEDバルブを生み出したというというわけだ。 LEDバルブの本体は、ドライバーユニットを内蔵しながらもHIDバーナーと同じ全長とし、独自の高輝度LEDチップを採用するとともに発光点の位置調整が図られている。 これにより純正HIDの6000lm(ルーメン)を上回る1万lmという、約60%アップの驚くべき明るさを実現! これは、車検基準値の約2.9倍の明るさとなる。さらに、車両前方をワイドに照射しながらも対向車を幻惑させない配光としているのも特徴だ。 そして2024年8月より順次車検に導入されている『ロービーム検査』にも適合しており、純正HIDバーナー使用時と同等のカットオフラインを実現。もちろん安心して車検を受けられ、3年の長期製品保証も付帯している。 車種に合わせて選べる4タイプをラインアップ 純正品に使われているHIDバルブには『D2S』、『D2R』、『D4S』、『D4R』の4つの規格が存在しているが、このモデルでは『D2S』、『D2R』の2つの規格に対応。正確な配光など信頼性の高い性能を提供するため、あえて対応規格が絞られているという。おもにプロジェクタータイプのヘッドライトユニットに適合しており、詳しい最新の適合情報は同社の公式ウェブサイトに掲載されている。 また、色温度『6000K(ケルビン)』と『4500K』の2タイプを用意。6000Kはドレスアップ性と実用性を兼ね備えた白色光で、4500Kは純正HIDに近い色味のまま明るさをアップさせている。 左がファッション性と実用性を兼ね備える純白光の6000K、右が純正に近い色味の4500K。 カーメイト バルブ本体にドライバーユニットを内蔵したコンパクトな一体型構造としているため、取り付けに際して別体ユニットの接続などは不要。特別な配線作業を行うことなく、バルブ部分のみ入れ替えればOKだ。 愛車のHIDバルブを数年間交換した覚えがない、以前に比べて光量が落ちて見えにくい、というのならば、重大なトラブルが発生する前にバルブの交換をしておこう。取り付け作業は特別な工具を用いることなく、ユーザー自身の手で簡単に行える。LEDならば今までよりも格段に快適で安全・安心なナイトドライブを楽しめるだろう。 ■製品ラインアップ BW903 GIGA LEDヘッドバルブ D10 D2S 6000K 実勢価格:1万8800円前後(税込) BW904 GIGA LEDヘッドバルブ D10 D4S 6000K 実勢価格:1万8800円前後(税込) BW905 GIGA LEDヘッドバルブ D10 D2S 4500K 実勢価格:1万8800円前後(税込) BW906 GIGA LEDヘッドバルブ D10 D4S 4500K 実勢価格:1万8800円前後(税込)

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