「まさかお前が…!?」 ちょっと怖い「覆面パトカー」すぐ見分ける方法とは! 一般車との「決定的な違い」はどこにある?

「覆面パトカー」すぐ見分ける方法とは!  交通違反を取り締まる「覆面パトカー」。    一般車に紛れ、違反車を見つけたときだけ赤色灯を点灯させるため、ドライバーからするととくに違反をしていなくても、なんとなく怖いイメージを持つ人もいるでしょう。    そんな覆面パトカーですが、実は赤色灯を点灯させていない状態でも、見分ける方法はいくつか存在するのです。    一体どのように見分ければいいのか、具体的に解説します。 「覆面パトカー」すぐ見分ける方法とは!  まずクルマのタイプとして、高性能な「国産4ドアセダン」が多いです。 【画像】「えぇぇぇ!」これが「覆面パトカーの見分け方」です!(50枚)  理由は、速度超過した違反車両にすぐ追いつける走行性能と、車内で違反処理をするための居住性が必要だからであり、具体的な車種としてはトヨタ「クラウン」や日産「スカイライン」などがよく採用されています。  またボディカラーは「白」「黒」「グレー」「シルバー」といったシンプルな色が多く、オプションで選択できるようなメタリックやパール、目立ちやすい赤といった色はあまり採用されません。  そして限られた国の予算で大量導入されるものであることから、エアロパーツやコーナーポール、ドアバイザーといったオプション装備も装着しない傾向にあります。  しかし、上記のようなクルマは一般車でも珍しくないため、これだけで見分けるのは不可能でしょう。  そこで、注目すべきは「屋根」です。  覆面パトカーの一番の特徴として、屋根の一部が四角く切り取られています。  なぜかというと、屋根の内部に内蔵式の赤色灯が格納されており、車内のスイッチを操作することで、屋根のフタがパカッと反転して赤色灯が展開される仕組みになっているからです。  そのため、SUVをはじめとした車高の高いクルマに乗っている人には、すぐに見分けがつくでしょう。    またマニアックな部分だと、「外部アンテナ」にも特徴があります。  警察車両には警察無線用アンテナを備えてあり、昔は自動車電話型のトランクアンテナや、リアウインドウにアナログテレビ風のダイバーシティアンテナを装着するのが主流でした。  現在は比較的小ぶりなアンテナに変わっているものの、配線の取り回しが少々雑だったり、純正ではアンテナが露出していない内蔵タイプなのに不自然にアンテナがついている場合は、覆面パトカーである可能性があります。  また、「ナンバープレート」に注目するのも見分け方の1つです。  警察では各都道府県ごとの管轄をまたいで違反車両を取り締まることは基本的にないので、たとえば東京の「練馬ナンバー」をつけた警視庁の覆面パトカーが、長野県内を走行することは考えにくいといえます。  そのため、現在走行している地域と違う地域のナンバーをつけた車両であれば、覆面パトカーである可能性がグッと下がります。  ただし、県境での取り締まりの場合は例外です。  たとえば東京都と神奈川県の境目では、警視庁の「世田谷ナンバー」や「品川ナンバー」の覆面パトカーと、神奈川県警の「川崎ナンバー」や「横浜ナンバー」などをつけた覆面パトカーがいる可能性があります。 覆面パトカーの「最大の見分け方」とは!  このように、いろいろと例を挙げてきましたが、最大の見分け方といえるのは「走り方と雰囲気」です。 覆面パトカーの「最大の見分け方」とは!  覆面パトカーはあくまで違反を取り締まる側であることから、法令を遵守した走り方をします。  たとえば、制限速度をぴったり守り、複数の車線がある道路では左側車線を走行、ウインカーは「3秒前」から「進路変更が終わるまで」点灯。  無駄な加減速や車線変更、追い越し車線を飛ばすような行為はまずしません。  雰囲気としては、ピカピカに磨かれ、不要なステッカーや明るすぎるライトをはじめとした装飾は一切せず、リアウインドウには車庫証明ステッカーが貼られ、真面目さが伝わってくるような見た目です。  ところが、違反車両を見つけると上記の雰囲気が一変。  即座に車線変更して猛加速し、速いペースで走るクルマの後ろを追跡する国産4ドアセダンがいたら、ほぼ間違いなく覆面パトカーです。  ちなみに、覆面パトカーには「交通取り締まり用車両」「捜査用車両」「警護用車両」と、大きく分けて3つの種類があります。  捜査用車両は事件の捜査や張り込みに使われ、警護用車両は政府や皇室関係者といった要人を警護するための車両です。  交通取り締まり用車両以外は求められる要素が違うため、赤色灯が脱着式だったり、クルマのタイプがコンパクトセダンやミニバンであったりと、特徴がまた変わってきます。 ※ ※ ※  覆面パトカーの見分け方について、さまざまな例を挙げて解説しました。  いちばんの特徴としては、屋根の一部が赤色灯の格納のために四角く切り取られていることですが、それ以外の1つ1つは一般車でもあり得る特徴であるため、複数当てはまれば覆面パトカーを疑う、といったように総合的に判断するしかないでしょう。  また、覆面パトカーが取り締まるのは事故やスピード違反が多発する地域だからであり、そもそも違反をしていなければ怖がる必要はないので、覆面パトカーらしき車両を見つけたら、怖がるというよりはいつも以上に事故に気をつけて運転することを心がけてください。

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