ことしは“飛び石連休”のゴールデンウィーク。すでに大型連休を満喫中の人もいる一方で、自宅で過ごすという人も多いといわれ、”近場”の行楽スポットに注目が集まっています。 新潟で宿泊しながら楽しく様々な体験ができる公立の教育ファームを取材しました。 ◆新人アナウンサーが徹底取材 取材したのはことし入社したTeNYテレビ新潟の新人アナウンサーたち。 【石原美夕希アナ】 「新潟からは私たちが」 【橋本華歩アナ】 「お得にいろんな体験ができるスポットをご紹介します」 ◆新潟市南区に公立の教育ファームとして全国初の施設 「アグリパーク」は、フルーツのまちとして知られ、新潟市の中でも農業が盛んな南区にあります。 「アグリパーク」は野菜や果物の収穫、動物とのふれあいなどを通じて食や農業への興味を深めてもらおうと、2014年に新潟市が設立しました。公立の教育ファームとしては全国で初めての施設です。 ◆農産物の収穫体験 農産物の収穫体験は季節によって変わります。 いまは収穫のピークを迎えている新潟のブランドイチゴ「越後姫」の収穫を体験することができます。 ◆橋本アナがイチゴの収穫体験 さっそく橋本アナも体験しました。 【アグリパーク職員】 「上の部分まで真っ赤なイチゴを選んでください。表面がピカピカ光っているイチゴ」 ◆収穫したイチゴでパフェづくり体験も おいしいイチゴの見分け方や越後姫について学んだらいざ、収穫! 越後姫は果肉の柔らかさが特徴。ただその分、輸送が難しいため、なかなか県外に出回らない新潟自慢のイチゴです。 【橋本華歩アナ】 「初めての越後姫。いただきます!やわらかい!食べた瞬間に甘さが広がって」 さらに、子どもたちは、収穫した「越後姫」を使ってパフェづくりに挑戦していました。気分はパティシエです。 そのお味は? 【参加した子ども】 「おいしいです!」 ◆草花の「たたき染め」 その頃、石原アナが体験していたのは……「たたき染め」といって、草花を叩いて色を布に移していく方法です。 【石原美夕希アナ】 「どうでしょう。これ移っているか、めくるまでドキドキする!」 ◆トートバッグ作り体験 アグリパークでは「たたき染め」による草花のトートバッグ作りも体験することができます。 ◆施設内で散策し草花集め 石原アナ、使う草花も施設内を散策しながら摘んできました。 【石原美夕希アナ】 「タンポポ!」 普段は気にすることのない植物も、デザインを考えながら見ていると様々な形や色があることに気付きます。 こんな幸運も…… 【石原美夕希アナ】 「あ、見てください。四つ葉です」 見つけたのは四つ葉のクローバー、このクローバーをデザインの中心にすることにしました。 【石原美夕希アナ】 「これはリボンです。注目ポイントは中心がクローバーなところです。リボンはプレゼントするときに付けるものなのでみなさんに幸せが届きますように」 ◆施設内にはレストランも 施設内では、ヤギやコウシへのエサやり体験など動物とのふれあいも体験できます。いろいろな体験をしてお腹が減ったら施設内のレストランへ。 一番のおすすめは……。この地域のブランド豚、夢のような味の豚と書く「夢味豚(むーみーとん)」のステーキです。 【橋本華歩アナ】 「ではさっそく、いただきます。口の中で脂がじゅわっと広がるんですけど、全然脂身がくどくなくてこの和風のソースと相性バッチです」 柔らかな肉質と上質なうま味を堪能できるステーキ定食です。 ◆野菜がたっぷりのカレー こちらは素揚げした野菜がたっぷりと乗ったカレーです。 【石原美夕希アナ】 「野菜がすごく甘くて、このスパイシーなカレーと良く合います」 ◆コテージタイプの宿泊施設 お腹もいっぱいになった2人。次に訪れたのは…… 【橋本華歩アナ】 「おじゃまします。わあ、広い!」 施設の中にある宿泊施設です。こちらはコテージタイプで中にはキッチンもあり、ここで料理をすることもできます。 【アグリパーク 池田桜子さん】 「アグリパークは新潟市の教育施設で平日だと子供たちが宿泊学習で泊まることができるんです」 ◆一般の宿泊も可能 アグリパークは市の教育施設。小学生が校外学習で訪れることも多いのですが、一般の人も泊まることができるといいます。 市の施設ということで宿泊費もお得になっています。 ◆農産物直売所 そしてもうひとつ、お得なのがこちらの農産物直売所。 新潟産の野菜がたくさん並べられています。観光客はもちろん、地元の人も買い物に訪れる人気の施設。 週末などには詰め放題の企画も……。この日は210円でまいたけが詰め放題でした。 ◆施設内にはバーベキュースペースも また、施設内にはバーベキュースペースもあり、直売所で買った野菜」をすぐ食べることもできます。 【石原美夕希アナ】 「春かぶ。見るだけでみずみずしさが伝わってきます。わたしこの葉っぱの部分も大好きなんです」 買った野菜は「たたき染め」体験で作ったトートバッグに入れてお持ち帰り。2人は一日かけてアグリパークを満喫しました。 【アグリパーク 池田桜子さん】 「新潟の農業を学ぶとてもいい場所だと思うので、農業に軽くでもいいから触れてもらってほしいです」 お得に宿泊しながら楽しく農業について学べるアグリパーク。家族で訪れてみてはいかがでしょうか。