5月3日、京都競馬場で行われたG3・ユニコーンステークス（ダ1800m）は、吉村誠之助騎乗の3番人気、カナルビーグルが鮮やかに抜け出した。同馬は東京ダービー（6月11日・大井・交流G1・ダ2000m）への優先出走権を獲得した。 ユニコーンS、勝利ジョッキーコメント 1着　カナルビーグル 吉村誠之助騎手 「馬が本当に強かったかなと思います。それなりにきょうは時計出てましたし、ある程度いいポジションで競馬ができればなと思ってました。雰囲気はとってもよかったですし、ゲートも無事にいいスタートを切ってくれたので、ポジションに関しては取りたいところが取れるような競馬ができたなと思います。少しアップアップしてきたところで、もう少し強引に外に行きたかったんですけど、内に進路があったので、切り替えてからもすごく反応よく伸びてくれました。ちょっと強引になってしまったなっていうところはありましたね。まだこの馬に関してはトモの緩さだったり幼さだったり、まだまだ改善しないといけないところがあるんですけども、先々本当良くなってくると思うので、今後に期待したいと思います」 　レース結果、詳細は下記のとおり。 　5月3日、京都競馬場で行われた11R・ユニコーンステークス（G3・3歳オープン・ダ1900m）は、吉村誠之助騎乗の3番人気、カナルビーグル（牡3・栗東・佐藤悠太）が勝利した。3/4馬身差の2着に1番人気のクレーキング（牡3・美浦・中舘英二）、3着に2番人気のメイショウズイウン（牡3・栗東・本田優）が入った。勝ちタイムは1:56.8（稍重）。 【チャーチルダウンズC】吉村誠之助が重賞初制覇…ランスオブカオスで抜け出す 佐藤悠太調教師も重賞初制覇 　吉村誠之助騎乗の3番人気、カナルビーグルが勝利して嬉しい重賞初制覇を飾った。レースでは上位人気のクレーキング、メイショウズイウンの2頭が最後方からの展開に。向こう正面ではやや出入りのある展開となり、ゴチャつく流れになったものの、カナルビーグルは馬群の中5番手付近でじっと我慢した。直線でも厳しいポジションから進路を縫うように抜け出しを図りライバルを圧倒した。3月に開業したばかりの佐藤悠太調教師は早くも重賞初制覇となっている。 カナルビーグル　5戦3勝 （牡3・栗東・佐藤悠太） 父：リアルスティール 母：ソブラドラインク 母父：Include 馬主：キャロットファーム 生産者：ノーザンファーム 【全着順】 1着　カナルビーグル　吉村誠之助 2着　クレーキング　D.レーン 3着　メイショウズイウン　武豊 4着　ベリタバグス　藤岡佑介 5着　ヒルノハンブルク　坂井瑠星 6着　ナンヨーパワフル　鮫島克駿 7着　ヴィリアリート　和田竜二 8着　テスティモーネ　菱田裕二 9着　ベルベルコンパス　北村友一 10着　チュウジョウ　A.シュタルケ 11着　ゴッドエスパーダ　角田大和 12着　サイモンシュバリエ　川須栄彦 13着　スマートカイロス　岩田望来