【京都新聞杯 展望】ダービー戦線の新星候補だトッピボーン

 10日の京都メインは「第73回京都新聞杯」(G2、芝2200メートル外回り)だ。13年キズナはこことダービーを連勝、19年ロジャーバローズはここの2着をステップにダービー馬に輝いた。トラアイルではないがダービー(G1、6月1日、東京芝2400メートル)に向けた東上最終便の位置付け。精鋭が集結する。  トッピボーンは武豊とのコンビで年明けのデビュー2戦目に勝ち上がると休み明けの前走1勝クラスも快勝。7頭立ての最後方からメンバー最速の上がり3F34秒5をマークし、4馬身差で突き抜けた。レースぶりから距離は1F延びても融通が利きそう。ダービー戦線の新星候補だ。  キングスコールの前走皐月賞はスタートで大きく立ち遅れた時点で万事休す。それでも0秒7差7着まで押し上げた。昨夏、新馬勝ち以来の実戦となったスプリングSで3着に好走したように力は確か。仕切り直しの一戦になる。  エムズは新馬、大寒桜賞と連勝中。前走は2着に3馬身半差をつけ、あっさりものにした。半姉ダノンファンタジーは阪神JFのG1勝ちを含む重賞6勝。血統的にも本番まで意識して当然だ。  他に弥生賞ディープインパクト記念3番人気12着から巻き返しを誓うナグルファル、4着に甘んじたきさらぎ賞だけでは見限れないショウヘイ、共同通信杯4着から毎日杯3着のネブラディスクなどがエントリー。賞金加算(2着以内)を目指し、ハイレベルな争いが繰り広げられる。

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