最大11連休となったゴールデンウイークも終盤。この週末、そして5日も県内各地は多くの人で賑わいました。 3日(土)に開幕したのが浜松まつり。 (西尾拓哉 記者) 「ゴールデンウイーク恒例となった浜松まつり。初日は青空が広がり、さらに程よく風も吹いていて、まさに凧揚げ日和です」 子どもの誕生を祝う「初凧」を揚げますが、この日はだんだんと風が強くなり、一苦労。中島さん一家は3回目のトライで、ついに大空へ!両親は、6月に2歳になる大翔くんの健やかな成長を願いました。 (中島慶太さん) 「風が強かったですが、みんなに支えられてすごく高く飛んだので、息子もみんなに支えられて大きく育ってほしい」 一方、会場には法被を着たブラジル人の姿も。約1万人のブラジル人が暮らす浜松市。ブラジルとの友好関係がより一層深まるようにと、両国の国旗が描かれた「大だこ」が空を舞いました。 (浜松に住むブラジル人) 「素晴らしいですよ。とてもドキドキしていたの。うれしくて」「すごいきれい!全部きれい!」 一方、観光地・熱海の駅前は、多くの観光客の姿が。商店街も、普段ならここまで混まないのですが、午前10時でもこのにぎわい。真っすぐ歩けないような状況となっていました。 (干物店店長) 「それなりに(人が)出てきているので、後半戦始まったかなという印象」 飛び石連休となった2025年のゴールデンウイーク。前半の客入りはイマイチだったとのことで、後半への期待が大きいようです。 (観光客)「かんぱ~い!」 そしてこちらは毎年恒例「あたみビール祭り」。海岸沿いの会場には地元グルメが並び、訪れた人は「浜焼き」のブースで海の幸を堪能。冷えたビールでのどを潤していました。 (観光客) 「やっぱりおいしい、最高!」「お酒がおいしい、暑いので」「きょうは一番いい!最高ですよ、最高」 三島市にある「伊豆・村の駅」では、開店30分前にも関わらず、行列ができていました。そのお目当ては、ジャガイモや玉ねぎなどの野菜の詰め放題!ゴールデンウイーク限定の企画として開催されました。 (神奈川県からの観光客) 「(Q.作戦は?)作戦はパズルのように、高く積み上げていこうかなと思っています」 野菜の価格が高騰する中、料金は1回500円とあって、大盛況でした。さらに、野菜のほかにも… (勝俣宜彦 記者) 「こちらではアジの干物の詰め放題が行われています」 アジの干物の詰め放題も期間限定で行われていました。制限時間はわずか30秒。勢いよく袋に詰めていきます。 (三島市からの観光客) 「子どもも一緒に楽しくできてよかったです。思ってたよりも入ったかなと。素揚げが美味しいと言っていたのでやってみます」 一方、4日「焼津さかなセンター」ではゴールデンウイーク名物の「春の焼津さかなセンター祭り」が開かれました。2025年は焼津さかなセンターの40周年記念ともあって、にぎわいを見せていました。長い行列ができていたのは「カツオのわら焼き体験」です!5日までの3日間、1日100本限定で行われ、焼いたカツオは持ち帰ることができます。またカツオのわら焼きは、100皿限定・100円で販売されていました。 富士山こどもの国は「こどもの日」の5日は、中学生以下の入場料が無料となり、多くの家族連れが訪れていました。こいのぼりも空を舞い、その数は富士山の語呂に合わせて223匹。また特別イベントで大道芸が披露され、子どもたちは目の前で繰り広げられるパフォーマンスにくぎ付けになっていました。 一方、静岡市駿河区のグランシップでも、子どものためのイベントを開催。プラモデルをイメージした空間の中で、「勇者」や「魔法使い」、「戦士」などの衣装を親子で作って、完成した衣装を着ながら写真を撮っていました。また別のコーナーでは、ドレスや着物など多くの衣装が用意され、写真撮影を楽しんでいました。 ゴールデンウイークは、6日が最終日。みなさんにとってどのような連休になったでしょうか?