“近未来感”スゴい!? 「ヘッドアップディスプレイ」は本当に必要なのか 便利な機能だがどんなメリット・デメリットがあるのか

「ヘッドアップディスプレイ」のメリットデメリットとは  専用のディスプレイおよびフロントガラスに、速度や各種設定などを投影する「ヘッドアップディスプレイ」。    便利といえば便利ですが、果たして必要な装備といえるのでしょうか。 先進装備として普及しつつある「ヘッドアップディスプレイ」  ヘッドアップディスプレイは、運転席周辺のフロントガラスや、メーターフードの上に設置された専用ディスプレイにさまざまな情報を映す便利な機能です。 【画像】「えっ…!」後付けできるヘッドアップディスプレイがスゴい! 画像を見る(22枚)  ヘッドアップディスプレイは、”Head up Display”の頭文字を取って「HUD」などと表記する場合もあります。  これを初めて搭載したクルマは、いまから37年前、1988年にデビューした日産「シルビア(S13型)」でした。  当時はメーカーオプション扱いで、ダッシュボードには専用のユニットが装着され、フロントガラスに速度が投影される仕組みでした。  かつては高級車またはスポーツカーなどに標準またはメーカーオプション設定されていましたが、最近は軽自動車にも設定されるようになりつつあります。  また、アフターパーツとしてもさまざまな種類のヘッドアップディスプレイが販売されており、簡易的なものであれば5千円以下で入手できます。  ヘッドアップディスプレイのメリットといえば、視線の先に必要な情報が投影されることで、メーターパネルに比べて、運転しながらの視線移動が少なくて済むということに尽きます。  そのいっぽうで、デメリットとしては基本的にメーカーオプション装着であり、純正部品の後付けができないこと、費用対効果に個人差がかなりあることなどが挙げられます。  筆者(松村透)が現在所有しているクルマ(中古車)にも、たまたまではありますがヘッドアップディスプレイを装備しています。  歴代の愛車では初の装備となるヘッドアップディスプレイ。  せっかく装備されているのだから使わないのももったいないと思い、意識して使うようにしています。  あくまでも個人的な意見ですが、下道では視界にチラチラと映るヘッドアップディスプレイの表示が煩わしさを感じたので、あまり使わなくなってしまいました。  反面、高速道路でACCと組み合わせてヘッドアップディスプレイを使うときは便利さを実感できたので、積極的に利用しています。  ACCの設定速度や実際の速度がヘッドアップディスプレイの枠内にまとめて表示されるので、「クルマの流れに乗る」ことに注力できるのはうれしい誤算でした。  いずれ自動運転化が進み、将来的にはSFアニメのようにクルマの状態が巨大なディスプレイに刻々と表示される時代が訪れるのでしょうか。  もし、愛車にヘッドアップディスプレイが装備されていたら、自身に合うか改めて試してみてください。  思わぬ活用法が見つかるかもしれません。

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