660ccのダイハツ「小さな高級車」に反響多数!「シートが最高!」「しかも燃費もいい」と絶賛! めちゃ上質な“オトナの軽自動車”タントエグゼは後継モデルに期待の声も!

660ccのダイハツ「小さな高級車」に反響多数!  ダイハツには、かつて「タントエグゼ」という個性的なモデルがラインナップされていました。    一体どのようなクルマだったのか、その概要と現在見られる評判を取り上げて紹介します。 660ccのダイハツ「小さな高級車」に反響多数!  タントエグゼは、ダイハツが製造・販売していた軽自動車。 【画像】超カッコイイ! これが軽の「小さな高級車」です(48枚)  発売されたのは2009年で、同じくダイハツの軽自動車である「タント」をベースに作られました。  ベース車であるタントは、シートアレンジや室内空間の確保をより優先した作りとなっていましたが、一方でタントエグゼは座り心地のいいシートを採用した、上級志向のモデルとなっています。  またシャシはタントと同じでありながら、タントのようなスライドドアは採用せず、外側に向かって開くヒンジドアを採用しました。  しかし結果的にこれが仇となってしまいます。  スライドドアの軽スーパーハイトワゴンが人気を集めるなか、タントエグゼの販売台数は振るわず、発売から約5年後の2014年に販売終了となったのです。  そんなタントエグゼのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1730mm、ホイールベースは2490mm。  エクステリアは、「スタイリッシュ and スペーシャス」をデザインコンセプトとする、躍動的でスタイリッシュなスタイリングが特徴です。  見所は、フロントピラーを傾斜させたことで創出した流麗なサイドシルエットにあり、後方へ吹き抜けるような伸びやかなウインドウグラフィックと、反り上がったサイドのアクセントラインによって、躍動感を演出しています。  またサイドのボディパネルは、抑揚を持たせた豊かで張りのある面構成で、洗練された上質感を表現しました。  インテリアは、凹凸のない滑らかなインストルメントパネルに、ワイド感を生み出す左右へ大きくラウンドしたアクセントラインを採用。  ソファのように快適な座り心地のシートには、光沢のあるベージュ色の表皮を採用するとともに、内装色をベージュとブラックのハイコントラスト・ツートンカラーとすることで、仕立てのいいスタイリッシュな車内空間としています。  小型車を得意とするダイハツらしく、エンジンルームのコンパクト化も実現し、タイヤの四隅配置によって2070mmの長い室内長を確保。  また、大人4人がゆったりくつろげる1065mmもの前後乗員間距離のほか、床面を低くすることで1385mmの室内高を確保し、足元と頭上のスペースにゆとりを持たせ、乗員全員が楽な着座姿勢で移動できるようにも設計されています。  パワートレインには、直列3気筒エンジンと直列3気筒ターボエンジンの2種類を用意。前者は最高出力58馬力・最大トルク65Nmを、後者は最高出力64馬力・最大トルク103Nmを発揮し、力強く車体を走らせます。  安全装備として、アンチロック・ブレーキシステムと電子制御制動力配分システムを組み合わせた、ABS+EBDなどの機能を装備。  ボディカラーは全8色から選択可能で、車両価格(消費税込)は113万円から133万1000円で販売されていました。 ※ ※ ※  このように、ベースのタントとは全く異なるキャラクターを与えられたタントエグゼについて、SNSでは現在も様々な反響が見られます。 「タントを買う人の方が多かったけど、正直エグゼ好きだった」 「乗ればお金をかけて作られているのが良くわかるクルマでした」 「デザインも全然違うし結構おしゃれだと思う。だだの派生車種で終わらせるにはもったいない」 「いま思えば『タント』の名前を付けなくても良かった気がします」 「最高の足車。広くて乗り心地も良くシートが最高。走る曲がる止まるに何の不満もない。しかも燃費もいい」  といったコメントがあるように、実際にタントエグゼに触れたユーザーからは、とても良いクルマだったいった評価が寄せられており、普段使い用のクルマとして高く評価されています。  またそのほかにも、 「タントエグゼの快適さや大きな窓の解放感を知ったら、もう他の軽に乗れる気がしない」 「良いクルマだけど乗り換え先が無いのは辛い…後継モデルを作ってくれることに期待します!」  というユーザーの声もあり、タントエグゼが気に入っているだけに、現在の他のモデルでは満足できそうなものがないと、困っている様子でした。  このように反響を見ると、子育て層をターゲットにしていたタントに対して、自分らしさを大切にする男女をターゲットに「大人のタント」として作られたタントエグゼは、デザインや使い勝手ともに高く評価されています。  残念ながら現役当時は販売台数という数値上において不振でしたが、購入したユーザーからはしっかり愛される、良くできたクルマだったことがうかがえます。

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