「ＮＨＫマイルＣ・Ｇ１」（１１日、東京） ニュージーランドＴ覇者イミグラントソングは７日、美浦Ｗで３頭併せ。２番手からスタートして直線では真ん中に入り、馬なりのまま長くいい脚を使ってヤマニンエンディマ（５歳３勝クラス）と併入、バッキンガムパレス（３歳未出走）には１馬身先着を果たした。時計は６Ｆ８４秒０−３８秒８−１２秒１。 新コンビとなるルメールが騎乗した。「だんだん加速していたし、コンディションは良さそう」と初コンタクトでしっかりと手応えをつかんだ様子。管理する辻師も「並び掛ける時の雰囲気は良かったし、息遣いも苦しそうな感じはなかったので、いい状態で来られたと思っています」と大舞台に向けて態勢はきっちり整ったようだ。 前走は後方からメンバー最速の脚（３Ｆ３３秒１）を繰り出し、朝日杯ＦＳ覇者のアドマイヤズームを差し切った。「Ｇ１馬を負かしているし、Ｇ１レベルでもチャンスはある」と力を込めたルメール。前哨戦を勝った勢いそのままに、３歳マイルチャンプの座を狙う。
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