超絶レトロな「軽バン」発見! ブラウン内装もステキすぎ!? スバル「ディアスワゴン」の激レア仕様とは

カスタムで生まれ変わったスバルの軽ワゴン発見  中古車市場に個性的なスバルの軽バンが登場しています。  レトロな外観が特徴的ですが、何がベースとなっているのでしょうか。 超絶レトロなスバル「ディアスワゴン」(画像提供:バクヤスオート) 【画像】超レトロ! これが「斬新スバルの軽」です。画像を見る!(14枚)  かつてスバルが展開していた6代目「サンバー」の派生車の「サンバーディアスワゴン/ディアスワゴン」。  今回見つかった車両は、そのディアスワゴンをベースに独創的なカスタムが施されたモデルです。  では具体的に、どのような手が加えられているのでしょうか。  平成18年式の後期型となるこの個体は、ボディサイズが全長3395mm×全幅1475mm×全高1900mm、ホイールベース1885mm。  室内長1840mm×室内幅1325mm×室内高1390mmという広い空間を確保し、乗員4名がゆったり移動できるパッケージが特長となっています。  エンジン周りには、キャブオーバーRRレイアウトを採用し、エンジンはEN07型658cc水冷直列4気筒SOHCスーパーチャージャーを搭載します。  機械式過給機が圧縮した空気を送り込み、最高出力58psを6000rpm、最大トルク7.5kgmを4000rpmで発揮し、低回転域から粘り強い加速を得られます。  サスペンションは前マクファーソンストラット、後セミトレーリングアームの4輪独立で、最小回転半径は3.9mと取りまわしが容易です。  駆動方式はRRで、変速機は電子制御3速ATまたは5速MTを選択可能です。  安全面では運転席・助手席エアバッグとABSを標準装備し、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトも備わっています。  このような特徴を持つディアスワゴンですが、今回「バクヤスオート」が取り扱っている個体は、ロシアの自動車メーカー・UAZを意識したフェイスチェンジを受けています。  UAZは1941年に設立されたロシアの自動車メーカーです。  特に、堅牢なラダーフレームと機械式四輪駆動を武器に雪原や未舗装路での信頼性を確立し、現在も世界各地で根強い支持を集めています。  このUAZ風アレンジは俗に「PAZ」と呼ばれており、顔立ちの刷新によって瞬時に違いが伝わる可愛らしさと遊び心を狙ったカスタムとして知られています。  今回のモデルもPAZのものと見られており、その無骨で親しみやすいスタイルを軽ワンボックスのサンバーに重ね合わせたものであり、見た目のインパクトを高めながら普段使いの実用性を損なわない点が特徴です。  外装はソリッドブルーのボディにルーフトップを塗り分けたツートン仕上げとし、ウインカーとサイドマーカーをオレンジで統一しています。  スクエアなボディに丸型ヘッドライトと縦桟グリルを組み合わせたことで、往年の本格四駆を思わせるレトロな顔立ちに変貌しています。  一方で、足まわりやホイール、タイヤは純正のまま残し、あえてオリジナルの乗り味をキープしている点も特徴として挙げられます。  インテリアは大幅に手が加えられ、ドア内張りを新しい生地で張り替えた上で各部を同系色にペイント。  フロントシートには外縁にやや濃いこげ茶色のパイピングを施し、質感を高めました。  リヤシートはリクライニング機構を備えているため、人数に応じて荷室容量を調整できます。  ベース車の広いラゲッジスペースはそのまま活かされており、日常使いからアウトドアシーンまで柔軟に対応できる実用性を保っています。  こうして外観と内装に統一感のあるカスタムを施しつつ、メカニズム面はノーマルを尊重したことで、レトロな雰囲気と現代的な快適性を両立させた一台に仕上がっています。  取り扱っているクヤスオートの担当者は、「量産車にはない大胆な外観が最大のアピールポイント」だといい、「他と差別化したいユーザーへ強い訴求力を発揮する」と説明します。

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