アメリカ大使館で拉致問題を担当する書記官が新潟市を訪れました。横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された現場を視察し「日本政府と寄り添い早く解決したい」と述べました。 横田めぐみさんが当時通学していた新潟市の寄居中学校を訪れたのは、アメリカ大使館で拉致問題を担当しているジェローム・ライアン一等書記官です。 アメリカ大使館の関係者が拉致現場を視察するのは約2年ぶりです。 ジェローム・ライアン一等書記官 「自分の目で見たほうが、やっぱりその家族の悲しみの深さを理解できると思いました。拉致被害者家族の何十年にもわたるとても辛い悲しみは想像できません」 寄居中学校からの帰宅途中、北朝鮮の工作員に拉致された横田めぐみさん。 リポート 「こちらが最後に横田さんが友人と歩いた道です。通学路を通り、自宅に帰る途中でした」 ジェローム・ライアン一等書記官は、新潟県の担当者から説明を受けながら、中学校からめぐみさんの下校ルートをたどり、拉致されたとみられる現場を視察しました。 トランプ大統領は1期目の2017年と2019年に、拉致被害者の家族と面会し、日本政府と連携して拉致問題に取り組む姿勢を示していました。 ジェローム・ライアン一等書記官 「私たちも日本政府と寄り添って一日も早く早期の日本人の帰国をできるだけ早く解決したいです」 ジェローム・ライアン一等書記官氏は13日、佐渡市を訪問し、拉致被害者の曽我ひとみさんと面会する予定です。
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