メルセデス・ベンツ、次期型GLBは2026年発売へ オフロード志向のデザインも

シャシーもエンジンもすべて一新 メルセデス・ベンツは、第2世代となる次期型『GLB』を来年欧州で発売する予定だ。関係者によると、現行型から「大幅な進歩」を遂げているという。 【画像】コンパクトなのに7人乗り! プレミアムSUV【現行型メルセデス・ベンツGLBの詳細を見る】 全22枚 GLBは2019年に発売されたコンパクトSUVで、スクエアなシルエットや3列7人乗りのシートレイアウトを特徴としている。最近、次期型のプロトタイプが欧州で目撃されており、全体的なシルエットは維持しつつ、全長と全幅が若干拡大されるようだ。 メルセデス・ベンツGLB(現行世代) AUTOCAR AUTOCARの入手した情報によると、次期型GLBは、より大胆なフロントエンドデザインと新しいライトシグネチャーを採用するとのことだ。 プラットフォームは新しいメルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャー(MMA)へと切り替えられる。現行のGLBはモジュラー・フロント・アーキテクチャー(MFA)を採用しているが、こちらは2026年までに廃止となる見込みだ。 MMAを共有する新型CLAと同じく、ハイブリッドモデルとEVモデルがそれぞれ導入される。車名はいずれも『GLB』となり、従来のEVで使われる『EQB』の名称は廃止される予定である。 モデルの魅力をさらに高めるため、タフな外観のオフロード・パッケージなど、幅広いスタイリングオプションが用意される。次期型の開発に携わる関係者の話によると、こうした動きはSUVモデルにオフロード志向の外観を求める購入者が増えていることを受けたものだという。 インテリアでは、新型CLAと歩調を合わせ、フルワイドのデジタルディスプレイパネルを採用する。素材の高級感とデザインも向上し、ソフトパッドや触感の良い物理スイッチが装備される。現行型と同様に、7人乗りという重要なセールスポイントは維持する。 GLBのEVモデル(車名はおそらく『GLB with EQテクノロジー』)は、現行の400Vアーキテクチャーではなく、より先進的な800Vシステムを採用する。シングルモーター後輪駆動とデュアルモーター四輪駆動を設定し、最高出力は約230psから360ps、バッテリー容量は58kWhから85kWhになると予想されている。 メルセデス・ベンツの最高技術責任者、マルクス・シェーファー氏は先日、同ブランドの全モデルでスポーティなAMGバージョンが開発中であることを明らかにした。GLBでも、最新のアキシャルフラックスモーターと円筒形セル技術を採用した高性能モデルが誕生することになりそうだ。 次期型GLBはEVモデルをメインとして販売されるが、マイルドハイブリッドのガソリンバージョンも発売される予定だ。吉利汽車とルノーが設立したエンジン開発会社ホース(Horse)の1.5L 4気筒ターボエンジンを使用し、前輪駆動で最高出力は138psまたは193psとなる見込み。高性能の四輪駆動モデルも用意される。 次期型GLBは2026年第2四半期に発表される予定だ。まずはEVモデルが最初に導入され、同年内にマイルドハイブリッドモデルも加わる。

もっと
Recommendations

日産「新型スカイライン」開発へ! 再建計画「Re:Nissan」始動で「純利益“マイナス6700億円超え”」を立て直す!「2025年3月期決算」を発表!

日産、2024年度決算と「Re:Nissan」計画を発表日産は2025年5月13日…

約270万円! 日産の「コンパクト“ミニバン”」がスゴイ! 全長4.5m級ボディの「3列7人乗りモデル」! MT設定&最低地上高205mmも嬉しい「リヴィナ」フィリピンで人気

日産のコンパクトミニバン!日産のフィリピン法人は2025年4月22日、…

中国人の「住所がホテルの免許証」今後禁止に? 河野氏の発言に波紋… 実際はどうなのか 緩すぎた「“外国人優遇”の免許制度」 今後抜本改革が必要

「外免切替」に言及、どういうことなのか自民党衆議院議員の河野太…

中国人の「住所がホテルの免許証」が今後禁止に?河野太郎氏の発言に波紋

「外免切替」に言及、どういうことなのか自民党衆議院議員の河野太…

ダイハツ ムーヴ新車情報・購入ガイド 新型ムーヴ、スライドドアを装備し2025年6月上旬デビューか!?

新型ムーヴ、シリーズ初のスライドドアを装備! ダイハツ…

トヨタ新「ハチロク」発表に大反響!「初代っぽくてカッコイイ!」「あとはターボ搭載かな?」の声も! ド迫力「4本マフラー×斬新イエロー」も採用した“GR86 Yuzu Edition”米国仕様とは!

上級グレード「プレミアム」をベースにエアロカスタムが施された特別仕様車

ホンダの新たな次世代型ハイブリッドモデル 2020年代後半に投入へ

EV市場の成長が当初想定以上に鈍化していることから、大型投資の延期を決定

ホンダ新「アコード“スポーツ”」公開!に反響多数! 「高級感あってカッコイイ!」「王道セダン嬉しい!」の声も! “顔面刷新&精悍ブルー”採用の中国仕様「新モデル」登場に期待

ホンダ「アコード“スポーツ”」に反響あり!2025年10月30日から11…

カワサキ「“新”ストリートクルーザー」発売に反響あり! “スリッパークラッチ&ニンジャエンジン”搭載に「乗りやすくてイイぞ」の声も! 足つきも抜群な「エリミネーター」が話題に

カワサキ「エリミネーター」新色追加の概要と反響カワサキは2025年4…

過去に死亡事故も…駐車場を爆走する「コンビニワープ」なぜ取り締まらない? 赤信号が嫌なので“私有地をショートカット” 法律ではどうなのか

コンビニなどの敷地は私有地で、法律で取り締まることはできないという

loading...