12日、上越市の小学校で漂白剤の入った水を教員が誤って提供し、児童6人が飲む事故がありました。児童らは病院に搬送されましたが体調に異常はないということです。 事故があったのは上越市の直江津小学校です。 上越市教育委員会によりますと小学校は12日、水道の工事を予定しており、児童の飲み水を確保するために「ジャグ」と呼ばれる容器3個に水と漂白剤を入れて消毒を行いました。 その後、容器に入った水が消毒中だと気が付かなかった教頭が、校内のオープンスペース3か所に容器を配置。 容器の水を飲んだ児童6人が「プールの味がする」などと担任に訴え、全員が救急搬送されました。 13日午前11時時点で児童らの体調に異常は見られず、経過観察のために入院した児童1人もすでに退院したということです。 上越市は市立の全小中学校と幼稚園に対し、児童生徒の安全確保の徹底を指示し、再発防止策の検討を進めています。
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