11年ぶり全面刷新! ダイハツ新型「ムーブ」公開! “初”の「スライドドア」搭載? 超“低燃費”実現? 130万円台? 2年ブリ復活の「7代目」どんなモデルに

11年ぶり全面刷新のムーブどんなクルマに?  ダイハツが新型「ムーヴ」発売をホームページで予告しました。なんと、そこには外観デザインだけでなく、両側スライドドアの採用にボディカラーのバリエーション、さらには価格帯までが公開されていたのです。  また、6月8日までの先行予約も実施されるとか。6月のいつに発売されるかは未公開ですけれど、上旬に何かの動きがあることが予想できます。 新型ムーブどんなモデルに!? 【画像】超カッコいい! これがダイハツの新型「ムーヴ」です! 画像で見る(33枚)  では、そんな新型ムーヴは、どんなクルマなのでしょうか。まず、公開されたホームページからわかることを整理してみましょう。  フロント周りのデザインは、左右の細いヘッドライトをつなぐシルバーの横線の入ったグリルが公開されています。「タント カスタム」に近いキリっとした顔つきです。  横から見たデザインは、フロントガラスとAピラーの深い傾斜角度が特徴です。同じトールワゴンで両側スライドドアを備える「ムーヴキャンバス」や、スーパーハイトワゴンの「タント」は、もっとフロントガラスとAピラーが立っており、ルーフ先端が、より前まで伸びています。  両側スライドドアを採用しても、新型ムーヴを横から見たときのフォルムは、従来モデルと変わりがないようです。  価格は、2WDのノンターボが130〜175万円ほど。Lグレードが130〜140万円、Xグレードが140〜150万円ほど、Gグレードが170〜180万円のようです。そして、2WDでターボのRSグレードが180〜190万円です。4WDでは、ノンターボのLグレードが140〜150万円、Xが160万円前後、Gが180万円前後。そして4WDターボのRSグレードは200万円前後となるようです。  ボディカラーはモノトーン10色、2トーン3色。モノトーンは「ホワイト」「ブライトシルバーメタリック」「ブラックマイカメタリック」「スカイブルーメタリック」「シャイニングホワイトパール」「レーザーブルークリスタルシャイン」「サンドベージュメタリック」「グレースブラウンクリスタルマイカ」「コンパーノレッド」。2トーンは「ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール」「ブライトシルバーメタリック×スカイブルーメタリック」「スムースグレーマイカメタリック×グレースブラウンクリスタルマイカ」となります。  ここまでが、ホームページで公開された情報です。それ以外に推測となるのがパワートレインの詳細と、予防安全機能の内容でしょう。  ダイハツのパワートレインの最新技術は、2019年に発表されたDNGA新技術の中の「D-CVT」と呼ばれるものです。ベルト駆動トランスミッションであるCVTにギヤを組み合わせることで、燃費/加速感/静粛性を向上させるものです。  このダイハツ独自のトランスミッションが新型ムーヴに採用されるとみられます。また、プラットフォームも、より進化したDNGAプラットフォームとなるはずです。  燃費と走りに関しては、相当に力を入れてくることは間違いありません。燃費性能は、同じトールワゴン&両側スライドドアの「ムーヴキャンバス」の18.2〜22.9km/Lを上まわることでしょう。  予防安全機能に関してダイハツは、ステレオカメラを用いる「スマアシ(スマートアシスト)」を採用しています。現在のダイハツの「スマアシ」には衝突回避支援ブレーキ(対歩行者・車両)をはじめ、最大で19種もの機能が用意されています。  新型ムーヴには、最大限の機能が採用されるはずで、アダプティブクルーズコントロールにレーンキープコントロールを合わせた、自動運転レベル2相当の運転支援機能が備わっていることを期待したいところです。  今回の新型ムーヴは、2023年のダイハツの認証不正発覚から2年の歳月を挟んだ、最初の新型モデルとなります。この2年間の間にダイハツは再発防止のための取り組みを行ってきました。  それが終わって、ようやくの新型登場という格好です。この新型ムーヴにかける思いは、強いものでしょう。また、ムーヴが両側スライドドア車となることで、日本の軽自動車市場ではトールワゴンのライバルたちも、同じような路線に走るかもしれません。トールワゴンの歴史を変える1台になる可能性もあるのです。  たった1台の新型車ですけれど、ダイハツにとって、そして日本の軽自動車市場にとって、新型「ムーヴ」が重要な1台であることは間違いありません。注目しましょう。

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