英王室を離脱後、兄ウィリアム皇太子をはじめとする王室メンバーとの間に亀裂が生じたと伝えられているヘンリー王子。特に兄弟間の確執は深く、将来、ウィリアム皇太子が即位した際には、戴冠式に招待されないのではないかとの懸念がささやかれているようだ。 【写真】チャールズ国王の戴冠式に出席したヘンリー王子 PageSixによると、皇太子と王子は約2年間口をきいていないといい、事情を知る情報筋は、ヘンリー王子が戴冠式に出席するとは思えないとコメント。そもそも、ウィリアム皇太子が王子を招待しないかもしれないと懸念しているそうだ。 ヘンリー王子は今月初め、英滞在時の警護を巡り争っていた裁判で敗訴が決まったことを受け、BBCのインタビューに出演。国王が「あとどれくらい生きられるか分からない」と述べたうえで和解への希望を口にし、物議を醸した。これに対し、情報筋は、「もはやこれまでだと思う…戻ることはないだろう」とコメント。「僕らもインタビュー前には、『ウィリアム頼むよ、弟に手を差し伸べてやってくれ』と思っていたが、今となっては、ヘンリーは何も学んでいなかったんだな、という感じだ」と話しているそうだ。 なお、ロイヤルファミリーの友人で、作家でもあるヒューゴ・ヴィッカーズは同サイトに対し、「理論的には」ウィリアム皇太子は弟を戴冠式に招待すべきだろうと指摘。「しかし率直に言えば、彼は好きなように出来ます。確定事項ではありませんから。（離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの結婚を選び、退位した）エドワード8世は、1953年に行われた（姪であるエリザベス女王の）戴冠式に招待されませんでした。この件については、多くの議論が行われました」と語っている。
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