田中圭と永野芽郁による、不倫スキャンダルの混乱は収まらない。 2人の出演するCMにも次々と影響が出始めているが、人気アーティストまで巻き添えを食らうことになり、ファンの間で波紋を呼んでいる。 4月23日の「週刊文春 電子版」で、田中と永野が不倫関係にあることが伝えられた。報道に対し、2人の所属事務所は不倫関係を否定したが、5月7日にまたも同誌が、田中と永野のLINEメッセージを入手したと報じ、疑惑を裏づける内容だとされていた。 “親密LINE”の報道後、2人の仕事には変化が……。 「永野さんは10社以上、田中さんも3社のCMに出演していましたが、2人を起用した企業の公式ホームページで、画像や動画が続々と削除されているのです。5月13日には、永野さんが出演していた重工業メーカー『三菱重工』と飲料メーカー『サントリー』のハイボール『トリス』、ハンバーガーチェーン『モスバーガー』の3社が、田中さんもサントリーの『角瓶』のCMが削除されました。さらに、14日に『NTTコミュニケーションズ』の公式サイトから永野さんの出演動画が消えるなど、“CM削除ドミノ”が続いているのです」(スポーツ紙記者) 田中の「角瓶」のCMには、井川遥と加瀬亮も出演していた。3人が出演していたCMが削除されることになったが、Xでは 《ポルノファンCM喜んでた人多かったのに 田中圭も永野芽郁も許さない》 《田中圭のせいで昭仁さんがCMソング歌ってる角ウイスキーのCM流れなくなったの? いつも芸能人の不倫とかどうでもいいと思ってたけど、これは田中圭許さん》 《芸能人の不倫どうでもいいと思ってたけど、人の仕事に迷惑かけるの害悪だな》 など、憤りを覚える人の声があがっている。 CMには、サントリーのハイボールでおなじみの楽曲『ウイスキーが、お好きでしょ』が使われているが、今回、CM内で曲を歌うアーティストに思い入れのある人も多かったのだ。 「もともと、この曲は1991年に石川さゆりさんが歌唱し、2000年代後半以降、複数のカバーバージョンが制作されています。田中さんが出ていたCMは、ロックバンド『ポルノグラフィティ(以下、ポルノ)』のボーカル・岡野昭仁さんが歌唱していたのです。同バンドのサポートベーシストの須長和広さんや、世界的フラメンコ奏者の沖仁さんらが参加し、3 月から全国で放映されていました。 岡野さんの、力強く伸びのある歌声が、ポルノファンからも好評でした。それだけに、田中さんの騒動の巻き添えを食らう形で、放送されなくなってしまったのですから、不満を持たれるのも当然です」(芸能記者) 一連の報道後も、田中、永野ともに芸能活動を継続している。 田中は5月3日から29日に上演される舞台『陽気な幽霊』で主演を務め、永野は日曜劇場『キャスター』(TBS系)に出演し、5月16日から主演映画『かくかくしかじか』の公開を控えるが、当事者以外ではない周囲に、スキャンダルが影響を与えることとなってしまった。 「永野さんの『キャスター』は、放送後、彼女が発したセリフと一連の報道が結びつけられ、SNSで悪い形で注目されています。また、5月13日には『かくかくしかじか』の公開初日に、永野さんが出席する舞台あいさつが、急きょ報道陣を入れずにおこなわれることが決まり、作品のプロモーションへの影響が懸念されています。 田中さんのCMに関しても、一緒に出演していた井川さんと加瀬さん、CMソングを手がけた岡野さんをはじめとする楽曲制作にかかわったアーティストなど、何の関係のない人たちに迷惑をかける事態になっているのです。あらためて、田中さんと永野さんに厳しい目が向けられています」(同前) スキャンダルによって、田中と永野はまわりの“信用”まで失いかねない。