中国籍の男を逮捕!飲酒運転も発覚! 埼玉・児童ひき逃げ事件とは? 「相手が大丈夫だと言ったから…」身勝手な言い訳も! 元警察官が解説

SNS上では「悪質で身勝手極まりない」、「二度と免許交付しないで」厳しい声相次ぐ  2025年5月14日に埼玉県三郷市で発生した、小学生4人に対するひき逃げ事件について、埼玉県警は18日、クルマに乗車していた中国籍の男2人を逮捕しました。  連日報道されるほど注目度が高いこの事件ですが、一体どのような事案だったのでしょうか。 埼玉・児童ひき逃げ事件では、飲酒運転だったことがわかっている(画像はイメージ/クレジット:IYO(PIXTA) 【画像】「すげぇぇぇぇ!」全部乗れる「最強免許」です(22枚)  5月14日の夕方、埼玉県三郷市の道路において、クルマが下校中の小学生の列に突っ込んで男子児童4人に重軽傷を負わせた上、現場から立ち去るひき逃げ事件が発生しました。  これは事故発生時に、男2人がクルマから降りて児童らに「ごめんね」、「ここは邪魔だから違う場所に移動するね」などと言った後、再びクルマに乗ってその場から走り去ったというものです。  警察が捜査を進めたところ、翌15日に逃走したクルマが現場から2キロほど離れた住宅の駐車場で発見されたほか、クルマに同乗していた中国籍の男も見つかり、警察が事情を聞いていました。  またクルマを運転していたもう1人の中国籍の男の行方は分かっていませんでしたが、事件から4日後の5月18日に運転手が警察署に出頭したということです。  この事件について警察は18日、クルマを運転していた中国籍の解体工の男(42歳)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕しました。  さらにクルマのドライブレコーダーや周辺の防犯カメラ映像などから、男が事件を起こす直前に三郷市内の飲食店で飲酒していたことも判明し、警察は19日、容疑を自動車運転処罰法の「過失傷害アルコール等影響発覚免脱」に切り替えて送検しました。  運転手の男は「ぶつかったことは間違いないが、相手が大丈夫だと言っていたので、その場から離れただけ」と話し、容疑を一部否認しています。  そしてクルマに同乗していた中国籍の男についても、運転手が飲酒していることを知りながら同乗したとして、道路交通法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いで逮捕・送検されました。  なお、事故を起こした車両の名義人は運転手の男であり、日本で有効な運転免許証を持っていたということです。  この事件に対しては「悪質で身勝手極まりない」、「犯人は出頭したが、やったことは簡単に許されることではない。不起訴にすることなくしっかりと責任を取らせて欲しい」、「免許を取り消して欲しい。そしてもう二度と免許交付しないで」などの声が寄せられています。  加えて、「気が動転している人、特に子どもが『大丈夫じゃないです』なんて言えるわけがない。(中略)病院で検査するまで大丈夫なんて判断しちゃダメ。こんなこともわかんないクセにクルマ動かしちゃいけないよ」との意見も聞かれました。  そのほか「標識も交通ルールも理解していない外国人が、無責任にハンドルを握る現実」、「外国人への免許の発給基準をすみやかに是正し、日本人とまったく同じ日本語での法令試験、実技試験を義務付けるべきだろう」など、外国人の免許取得ハードルの低さを指摘する声も多く上がっています。  そもそも外国人が日本でクルマを運転する際は、原則として日本の運転免許証やジュネーブ条約に基づく国際運転免許証などを所持していなければなりません。  そのため、最近は外国の免許証を日本の免許証に切り替える外免切替(がいめんきりかえ)と呼ばれる手続きが年々増加傾向にあり、この10年で外免切替者は2.5倍となっています。  外免切替の手続きに際しては「期限の切れていない有効な外国免許証を所持していること」、「外国免許証の取得後、その取得国に通算して3か月以上滞在していること」、「申請しようとする都道府県に住所があること」といった条件を満たす必要があります。  また外免切替の手続きは基本的に書類審査→適性試験→知識確認→技能確認という流れで実施され、交通ルールを問う知識確認に合格すると、運転技術をチェックする技能確認の試験へ進めます。そして技能確認に合格すると、日本の免許証の交付を受けることができます。  しかし上記の知識確認については、日本の交通ルールに関する問題がわずか10問しか出題されない上、7問以上正解で合格できること、加えて試験が日本語以外の20数か国の言語で受験できることなどから、「試験が簡単すぎるのではないか」との意見が多く寄せられています。  また2025年5月12日に自民党衆議院議員の河野太郎氏は自身のXにて以下の投稿を行いました。 「日本に住民票のない中国人が、来日して中国の運転免許証を日本の免許証に切り替えるのは今後認めないことを警察庁が明確にしました。ルールの適用が杜撰だったものについて、きっちりと法令が適用できるように目配りをしていきます」  この件に関して、警察庁は正式発表をしていませんが、今後、外免切替の制度は何らかしらの変更があるかもしれません。  今回のひき逃げ事件の容疑者がどのようにして日本の運転免許を取得したかは不明であるものの、外国人による重大事故は相次いで発生しており、これから外国人の免許取得の厳格化を求める声がますます高まっていくものとみられます。 ※ ※ ※  この事件においては容疑者が飲酒直後にクルマの運転をしていること、事故直後に子どもを救護せず逃走していることなどから、その悪質性の高さがうかがえます。  今後容疑者らにどのような罰則が科されるのか、その動向に注目が集まっています。

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