【トヨタ史上最強EV!】新型『bZ4Xツーリング』登場 タフなステーションワゴンSUV仕様、欧州上陸

オフロード志向のデザイン採用 トヨタは、bZ4Xのロングボディ版かつ悪路走破性を重視した新バリエーション『bZ4Xツーリング』を公開した。より広い室内空間と高出力を両立した新たな電動クロスオーバーである。 【画像】トヨタ史上最強出力! 新型bZ4Xツーリングの画像をみる 全21枚 bZ4Xツーリングは、2026年春に英国市場で発売される予定であり、その名が示すように、舗装路外でのツーリング用途を見据えたステーションワゴン風の派生モデルである。標準仕様と比較して全長は140mm延長され、全高は20mm高められており、外観はより力強く仕立てられている。 トヨタbZ4Xツーリング(欧州仕様) トヨタ この新型は、スバル・トレイルシーカーとプラットフォームを共用しており、いわば兄弟車の関係にある。荷室容量は従来モデル比で148L増の600Lに達しており、フォルクスワーゲンID.5やBYDシーライオン7といった競合を上回る、EV市場屈指の積載能力を実現している。 パワートレインには、スバルの設計を受け継ぎ、前後車軸に等出力のモーターを配置する構成を採用。リア駆動が主体だったトヨタの従来の方針とは一線を画している。これにより、最高出力は342psから381psへと引き上げられ、トヨタが市販するEVとしては最も高出力のモデルとなった。なお、224psを発揮するシングルモーター仕様もラインナップされる。 駆動用バッテリーとして、新設計の74.4kWh(使用可能容量)のリチウムイオンバッテリーパックを搭載。これは、従来モデルの73.1kWhから若干の容量アップとなる。航続距離はまだ公表されていないが、現行bZ4Xでは最大512km(WLTP基準)を達成しているため、ツーリング仕様でも同等以上の数値が期待される。 エクステリアは、最近フェイスリフトを受けたbZ4Xの意匠を踏襲しつつ、よりオフロード性能を強調する専用パーツが装備される。リア周りにはトレイルシーカーと同様の太いライトバーと堅牢なバンパーが与えられ、ブラックアウトされたフェンダーアーチやルーフレールも備わる。ボディカラーには、専用色『ブリリアント・ブロンズ』が追加された。 インテリアには、最新のbZ4Xと同様に14インチの大型インフォテインメント・スクリーンと刷新されたセンターコンソールが備わる。また、ツーリング専用のインテリアカラーとして、『シティ・モス』が用意されている。 bZ4Xツーリングの英国価格および仕様の詳細は、年内に発表される予定である。なお、現行bZ4Xの最上位グレードはおよそ5万4000ポンド(約1050万円)であることから、ツーリング仕様も同等かそれ以上の価格帯となることが予想される。 日本向けのモデルは、欧州と同じく2026年春ごろに発売予定とアナウンスされている。北米仕様は、『bZウッドランド(bZ Woodland)』という名称で2026年初頭から販売される予定だ。

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