衝撃!? 「ノーブレーキでクルマが衝突」 NEXCOが衝撃映像、投稿! “ながら運転”で起こる事故とは… ドライバーはどうするべきか

 日本全国を繋ぐ高速道路では、工事帯への突入事故が後を絶たず重大な被害が生まれています。  工事帯近辺を走行する際は、注意を怠ると重大事故へつながるリスクが高まりかねません。 【画像】まえぇぇぇぇぇ! 工事帯に突っ込む「怖すぎる衝撃画像」を見る(30枚以上)  何に気をつけるべきなのでしょうか。 高速道路の工事車両に衝突する事故が増えている? どんな理由なのか?(画像提供:NEXCO東日本)  工事帯への衝突や接触は、道路管理会社が「規制内進入事故」と呼ぶ典型的なトラブルです。  例えば、路肩工事中に前方不注意によって規制看板や工事車両に衝突するというものが挙げられます。  このような事案に対しては、度々NEXCO各社がSNSで映像とともに注意を呼びかけています。  このような「規制内侵入事故」の傾向について、NEXCO西日本の担当者は次のように話しています。 「令和2年度と令和5年度を比較すると約2.5倍増加しております。  NEXCO3社(東日本・中日本・西日本)での事故件数は、R2:704件、R3:1095件、R4:1457件、R5:1750件です」  続いて、高速道路上での事故パターンについて次のように話します。   「高速道路上の事故で最も多いパターンは規制先端部での衝突や接触、そして車線に並行して設置された規制材への接触です。  誤って規制内へ進入した車が作業員をはねる重大事故も発生しており、油断が取り返しのつかない事態を招く現実が浮き彫りになっています」  こうした危険を少しでも減らすため、現場ではドライバーに工事区間の存在を早めに伝える仕組みづくりが重視されています。  そこで要となるのが、規制開始を示す工事標識の設置位置や反射材による視認性確保といった幅広い安全対策です。  規制開始を示す工事標識は、原則として工事箇所の約1km手前に設置されます(道路線形により変動)。  設置する標識やカラーコーン、矢印板は、夜間や雨天でも視認性を高める工夫が施されています。  表示板に「この先2km工事規制」などと出たら、できるだけ早くウインカーを出し、余裕を持って隣の車線へ移ることを意識すると良いかもしれません。  前述した事故のパターン以外にも、近年は「ながら運転」も深刻な事故を招く要因として問題視されています。  2019年12月の道路交通法改正で携帯電話保持運転は反則金1万8000円と違反点数3点、事故を伴えば罰金30万円以下と違反点数6点で免許停止となりましたが、厳罰化だけでは油断を根絶できていません。  前出の担当者はドライバーに意識してもらいたい点として次のことを話します。 「ドライバーはハンドルをしっかり握り、前方を見続ける基本姿勢を徹底することが最優先事項です。  規制先端部直前での無理な車線変更は非常に危険なため、表示に気付いた時点で早めに進路を変更し、安全なスピードで巡航するようにしていただきたいです。  また、出発前に工事情報を確認する習慣も安全に直結します。  NEXCO公式サイトなどでは路線別の工事予定と規制区間を把握できるので高速道路を利用する際はぜひ活用してください」  走行中はハイウェイラジオや料金所手前の情報板をこまめにチェックし、渋滞末尾への追突を防ぐため車間距離を十分にとることが安全への近道かもしれません。

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