�コメ担当大臣�を自称する小泉進次郎農水相が２３日、備蓄米の随意契約をめぐって楽天グループの三木谷浩史会長兼社長と会談。三木谷氏は「手を挙げさせてもらうべく積極的に検討していきたい」と随意契約に前向きなコメントを残した。今後、政府は備蓄米のネット販売も駆使する方針だ。 また、小泉氏はこの日、都内のスーパーや米穀店を視察。販売状況などを現場で確認し、備蓄米がまだ店頭に並んでいないことを再認識していた。 テレビ出演も精力的にこなして持ち前の発信力を発揮している小泉氏だが、�やらかし�もあった。 小泉氏は２２日にＸ（旧ツイッター）で長野県のスーパーで備蓄米が５キロ２０００円台で販売されているとの記事を紹介。これには「いきなり仕事してる」「大臣がチェンジしただけで、お米の価格が即時下がるのってなんだろう」と驚きの反応であふれていた。 小泉氏の農水相就任後に２０００円台になったかのような投稿だが、実際はそんなことはなく、このスーパーでは４月からこの価格でやっていると判明。小泉氏の農水相就任とは直接関係がなかったと発覚してＳＮＳで「あほらしい」「アピール失敗」と炎上している。 もっとも追い風になるかもしれない。 永田町関係者は「長野で４月から２０００円台で販売できていたのなら、ほかの地域でもできそうなもの。それが分かったという意味では小泉氏の投稿も無駄ではなかったかもしれません」と指摘した。 小泉氏は２３日夜に出演したＮＨＫの番組で随意契約で放出する備蓄米の店頭価格について「５キロ２０００円を目指す」と明言。コメが高くなったことによるコメ離れを防ぐと意気込んだ。 炎上を乗り越えて実現できるのか。
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