大阪・関西万博で２５日、初めて通常より５分早い午前８時５５分に入場ゲートがオープンした。 混雑対策の一環で、今後毎日、来場者数の状況により５〜１０分程度、開場時間が早められる。 日本国際博覧会協会（万博協会）によると、これまで入場ゲートでは開場前から行列ができ、手荷物検査などに時間がかかってパビリオンの予約時間に間に合わないケースも出ていた。このため、来場者に少しでも早くゲートを通過してもらうことにしたという。パビリオンの開館時間（午前９時）は変更しない。 この日、東西の入場ゲートが午前８時５５分にオープンすると、手続きを終えた来場者が次々に会場に入っていった。 愛知県碧南市の自営業女性（３０）は「午前９時２５分にパビリオンを予約している。入場に時間を取られて間に合わないかもという不安があったけど、スムーズに入れてよかった」と話した。 万博への来場者は徐々に増えており、２３日には開幕日（４月１３日）を上回る過去最多の１３万人超が訪れている。万博協会はパビリオン関係者に出した通知文で、今後、さらに開場時間を早める可能性があるとしている。
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