ライブBPで「ピッチャーをやってるというのを思い出した」 【MLB】メッツ 3ー1 ドジャース(日本時間26日・ニューヨーク) ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのメッツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で千賀滉大投手から5試合ぶりとなる18号を放ち、本塁打数でメジャートップに並んだ。試合前にはライブBPでも“投手復帰”を果たしており、試合後に心境を語った。一問一答は以下の通り。 ——ライブBPに登板した。 「ステップを踏めたっていう点ではすごく良かったし、内容も納得できる内容だったので、次のライブBPに向けてまた調整したいなと思います」 ——球速などいい感じだったと。 「バッターが立てば上がるのは分かってはいましたけど、あまり上げすぎないよう、1回目のライブBPなので、なるべく96、97(マイル)は投げないようにはしましたけど、最後のほうはちょっと出てはいたので。いいところでもあり、もう少し抑えながらいけばいいのかなと思います」 ——楽しかったですか? 「そうですね。ちょっと最近あんまり投げていなかったので、また自分がピッチャーをやってるというのを若干思い出した感じはあるので、良かったんじゃないかなと思います」 ——ライブBPしつつ、打席に立つバランスは。 「基本的には週1で投げられればいいかなと思っているので。遠征の兼ね合いがあったりとか。ホームの時はバッターも実際に近いマイナーリーグの選手が来てくれたりとかすると思いますけど、今日みたいに遠征先だとそうわけにいかないので、そういうところの難しさはあるかなと思います」 ——ライブBPで十分なのか? 「そうですね。前の時もライブBPで調整はしてきてはいたので。実戦だからといって、実際のゲームだからといってシミュレーションと、そう変わるかと言ったらそんなに変わらないかなと思っているので。今の形式で球数、強度がしっかり保てるのであれば十分なんじゃないかなと思います」 ノーワインドアップ投法の“意図” ——2試合あまり打ててないが、ピーターソンと千賀の印象。 「2人はちょっと対極のピッチャーではあると思うので、2人が一緒ってことはないですけど、全体的にその素晴らしい投手陣だとは思うので。今日も満塁もありましたし、惜しいといえば惜しいのかなとは思うので。うーん……もう少しこう丁寧に。ぼくはきのうも3つ三振しているので。もう少し丁寧にどうにかなる打席もあったんじゃないかなとは思うので、そこは反省点かなと思います」 ——ノーワインドアップで打者と対戦していた。 「そこまで大きく変わりはしないのかなとは思うので。ラインの出し方であったりとかっていうのは変わりますけど、基本的には着地するまでの動作っていうのでラインが出ているかどうかが一番大事なところでもあるので、そこの違いはありますけど。あんまりその大きく区分けするのではなくて、やれることだけやればセットも、ワインドアップも基本的には一緒かなと思っています」 ——ライブBPで登板後、千賀から本塁打を打った。 「甘い球をしっかり打てたので、そこは良かったかなとは思うので。3打席目が逆に自分の中では打っているかなっていうところが、あと少し捉えられないっていうところが。もう少しどうにかなる打席だったのかなと思います。あそこでもホームランを打てていればもちろん同点にもなってますし。あそこの打席は自分としてはちょっと悔やまれるかなと思います」 ——投手としてPSのマウンドに立つのはどれくらい楽しみにしているか。 「うーん……。もちろん楽しみにしてますし、まだポストシーズン出られるって確定はしていないので。もちろんそこの位置にしっかりと行く過程の中で、スケジュール通りに復帰して、チームの戦力になれれば、その先が見えてくるのかなと思っています」(Full-Count編集部)