ド軍コンフォートを「放出せざるを」 年俸24億円も打率最低…米指摘の“悲しき”現状

「開幕から2か月時点での、MLBの2025年契約ワーストランキング」  米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は25日(日本時間26日)、「開幕から2か月時点での、MLBの2025年契約ワーストランキング」を発表。ドジャースのマイケル・コンフォート外野手も選出され、「苦渋の決断で彼を放出せざるを得ないかもしれない」と苦境に嘆いている。  厳しい現実が指摘された。コンフォートは昨オフにジャイアンツからFAとなり、1年1700万ドル(約24億3200万円)で加入。メッツ時代の2019年に33本塁打、昨季も20発を放つなど、大砲候補として高い期待を受けていた。開幕時は好調だったが、その後36打席連続ノーヒットなど大不振。26日(同27日)を終え、49試合で打率.162、2本塁打、OPS.563と浮上の気配が見えない。  打率と得点圏打率.059はともに規定打席167人中で167位と惨憺たる数字。得点圏で直近29打数無安打と、好機でことごとく凡退し続けている。32歳にはファンからも辛辣な声が寄せられているが、同メディアも現状に看過できないようだ。「ワースト契約」の9位に選出した理由に対し、「途方もなく豪華なドジャースのラインナップの中で、『一人だけ浮いている存在』になってしまっている」と指摘する。  当初はコンフォート以外に選択肢がなかったが、有望株のダルトン・ラッシング捕手は左翼を務めることが可能で「コンフォートの代わりに確実に使える戦力が十分いる」とする。そして、4月6日(同7日)以降は打率.133、0本塁打、1打点にとどまり「コンフォートに打席を与えるたびに、“もっと成し遂げることができたずなのに”という、もったいない気持ちにさせられる」と、もはや打席を与えることが意味がないのでは、とも分析している。  数字だけを見ればワースト級だが、「唯一の救いは、この契約が1年限りであるという点だ」とし、“控えめ”な9位としたようだ。もっとも、同メディアは「このままではトレードすら成立しないだろう。もし復調の兆しが見られなければ、昨年6月にアストロズがホセ・アブレイユを切ったように、ドジャースも苦渋の決断で彼を放出せざるを得ないかもしれない」と、さすがにリリースもあり得ると見ている。果たして実績十分のコンフォートは、このまま不振を抜け出せずに終わるのだろうか。(Full-Count編集部)

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