ボディサイズのヒエラルキーに挑戦中のコンパクトSUVが「LBX」 レクサスは、都会派コンパクトSUVである「LBX」を一部改良。同時に、新グレード「Active」を追加し発売を開始した。 レクサスLBXは、2023年11月に発売が開始されたレクサスブランド最小のSUV。トヨタブランドのヤリスクロスと同様のGA-Bプラットフォームや1.5Lハイブリッドシステムをベースとしながら、レクサス専用開発。その結果、クラスを超えた圧倒的な走行性能を得ている。「サイズのヒエラルキーを超えたクルマをつくりたい」というコンセプト通りの仕上がりとなった。 デビュー時、BセグメントのコンパクトSUVながら、LBXの車両価格は売れ筋グレードで460万円（FF）と、とても高価な設定となった。さすがに、高価過ぎるのでは？ という声も多かったが、国内販売は絶好調。2024年度は、約2.2万台を販売し、登録車販売台数ランキングでは32位となった。レクサスブランドで、最も売れているモデルとなっている。まさに、サイズのヒエラルキーを超えたモデルとなった。 静粛性と乗り心地を向上させた改良 今回の改良では、上質な走りと静粛性をさらに追求。リヤショックアブソーバーのシリンダサイズを拡大させ減衰力やEPSを最適化。段差通過時の突き上げのしなやかな受け止めと振動の収まりの良さを実現。操縦安定性と乗り心地を向上させている。 さらに、フロントアクスルの車両前後方向の動きを抑制し、ロードノイズを低減。ANC（アクティブノイズコントロール）を全モデル標準設定し、フェンダーに吸音材を追加。これらにより、エンジンノイズを抑制し、高い静粛性をさらに際立たせた。 より安価な価格設定とした新グレード「Active」 そして、新グレードとなる「Active」を追加。スポーティな世界観を演出する内外装のカラーラインアップを設定している。主力グレードのCoolやRelaxとよりも20万円安価な440万円という価格設定となった。CoolやRelaxと比べると、装備面ではITS Connectやレザーシートなどが外されている。 ボディカラーは、計6色を設定。「Bespoke Build」グレードで好評の「レッドスピネル＆ブラック」も選択可能となっている。 インテリアカラーは、ブラック＆レッドステッチを設定。シート表皮には、耐久性と機能性に富み、触り心地を追求したL texを採用した。 レクサスLBX試乗記・評価 トヨタ ヤリスクロス新車情報・試乗評価一覧 ホンダ ヴェゼル VS トヨタ ヤリスクロス徹底比較 ホンダZR-V vs 日産エクストレイルを徹底比較 レクサスRX新旧比較 レクサスNX VS トヨタハリアー比較評価 レクサス新車情報・試乗評価一覧 レクサスLBX新車価格 ・Bespoke Build　FF　5,500,000円/AWD　5,760,000円 ・Cool　FF　4,600,000円/AWD　4,860,000円 ・Relax　FF　4,600,000円/AWD　4,860,000円 ・Active　FF　4,400,000円/AWD　4,660,000円 ・Elegant　FF　4,200,000円/AWD　4,460,000円