東京・江戸川区の工事現場で起きた爆発で、爆発の原因となった地中のガスボンベに初回検査合格の時期が「1964年11月」を意味する刻印があったことがわかりました。 今月27日、江戸川区の新築住宅の工事現場で、くい打ち作業中に爆発が起き、10人が軽傷を負ったほか、周辺の住宅や店舗38棟の窓や壁が破損するなどしました。 警視庁によりますと、作業中に地中に埋まっていた可燃性の高い「アセチレンガス」のボンベに穴が空き、漏れたガスに重機とボンべが擦れた際の火花が引火して爆発したとみられています。 その後の捜査関係者への取材で、現場検証で回収したボンベには初回検査合格の時期が「1964年11月」を意味する数字が刻印されていたことがわかりました。 この現場は40年ほど前から駐車場だったということで、警視庁はボンベが地中に埋められた時期やいきさつを調べています。
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