シベリウス国際2位の吉田南さん「とてもエキサイティングだった」…今秋ベルリン・フィル入団予定

 フィンランド・ヘルシンキで27〜29日に本選が行われた若手演奏家の登竜門、シベリウス国際バイオリン・コンクールで、奈良県出身の吉田南さん(26)が2位に入賞した。  1位はスーイエ・パクさん(韓国)だった。  6人が挑んだ本選最終日の29日、吉田さんはコンクールゆかりの作曲家シベリウスの「バイオリン協奏曲」をフィンランド放送交響楽団と共演し、同曲の最優秀演奏賞も受賞した。  授賞式の後、吉田さんは「シベリウスの協奏曲では、北欧の自然や生命力を意識し、深く壮大な演奏になるよう心がけた。聴衆が身を乗り出して聴き入る様子が舞台上から見えて、とてもエキサイティングだった」とコメントした。  恩師のバイオリニスト原田幸一郎さん(80)は、「美しい音色と白熱したパッションで圧倒的な力演だった」とたたえた。  吉田さんは現在、独クロンベルク・アカデミーで学んでおり、今年秋から名門ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に第1バイオリン奏者として入団する予定だ。

もっと
Recommendations

投手・大谷翔平が2度目の実戦形式練習、打者7人と対戦し安打性の当たりは2本…監督「全体としてはポジティブ」

【ロサンゼルス=帯津智昭】2季ぶりの投手復帰を目指す米大リーグ…

全国に300以上 あなたの街の「銀座」はなぜ誕生? 名古屋近郊の「銀座」に息づく人々の思い

皆さんは「銀座」という名前を地元で見たことはないでしょうか。実は…

【べらぼう】尾美としのり「朋誠堂喜三二」、岡山天音「恋川春町」、桐谷健太「大田南畝」強烈な3人の文化人の意外な共通点

男性機能不全に陥りながら執筆NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃…

国民・榛葉幹事長 会見しない山尾志桜里氏に「もう子どもじゃないんで、それぞれの考えでやるべき」

国民民主党の榛葉賀津也幹事長(58)が、5月30日に国会内で行った定…

60枚が2枚に⁉ AIが変えるアニメ業界「あきらめていた表現が可能に」 それでも若者が選ぶ“手書きの良さ”

船に打ちよせる大波。そして天を引き裂くような稲妻。 【写真を見る…

犯罪ジャーナリストが徹底解説!闇バイトを追い詰める「仮装身分捜査」…そして悪質ホストクラブと悪質スカウトの「闇のつながり」

SNS時代の到来によって、犯罪の手口が巧妙化している。収益を吸い上げ…

犯罪ジャーナリストが実際に「騙されてみた」…SNS投資詐欺のLINEグループで交わされていた「ヤバすぎる会話」

SNS時代の到来によって、犯罪の手口が巧妙化している。収益を吸い上げ…

残念ですが!小泉進次郎農相の「随意契約」でコメ高騰は解決しません…生産と供給を制限している「強固な利益集団」の正体

備蓄米の放出が、随意契約で行われることとなった。これによって、コ…

スナック千代子ママ「昭和の人」の幅の広さ 2回も年号が変わることも

【スナック千代子へいらっしゃい#118 ママは「昭和の人」】上司など…

もうすぐ二拠点生活3年目!IMALUが語る「奄美大島ならではの奇跡的な体験」とは

2022年8月、東京と奄美大島の二拠点生活をスタートしたタレントのIMAL…

loading...