スバルが「尖った新マシン」を世界初公開へ さらに「新型水平対向エンジン」も開発中!? JMSで色々発表!? そういや「BRZ」の今後はどうなるの?

「新型モデル」や「新水平対向エンジン」の行方は?  2025年6月1日にスバルはスーパー耐久 富士24時間レースにて、「スーパー耐久の取り組み」「新たな水平対向エンジンの開発」「スバルらしい尖ったクルマをJMSで披露すること」「BRZの今後」などを明らかにしました。  今後のスバルはどうなるのでしょうか。「新型モデル」や「新水平対向エンジン」の行方も気になります。 「スバルらしい尖ったクルマ」をJMSでお披露目する 【画像】超カッコイイ!? 「すごい新型マシン」を見る!(30枚以上)  スバルのモータースポーツ活動で培われた技術が市販車へとフィードバックされています。  これまでスバルは、スーパー耐久レースで4年目を迎える活動から、ECUのリプログラミングやカーボンニュートラル燃料対応まで、最前線の取り組みを行ってきました。  すでに市販化されているものでは、BRZ向けのエンジン制御リプロビジネスが例に挙げられ、既販BRZのA型からC型モデルに対してECUのリプログラミングを施すことで、最新のD型と同等の性能を引き出すことが可能になっています。  また着実に成果を上げている取り組みでは「カーボンニュートラル燃料への挑戦」も。  スーパー耐久では、元々自然吸気エンジン(NA)でのカーボンニュートラル燃料を鍛えていましたが、現在はターボエンジンでのカーボンニュートラル燃料、そして低炭素ガソリンを使った取り組みを行っています。  こうした取り組みについて、スバルの本井雅人チーム代表は「カーボンニュートラル燃料はNAよりもさらに難しいターボエンジンというところで、様々な制御を工夫することで、将来皆さんがお乗りいただいてるクルマにそのまま使えるような燃料を作っていこう」とトヨタやマツダと共同で取り組んでいることを改めて紹介しました。 様々な効果を生んだスバルのスーパー耐久での取り組み  こうしたスバルのスーパー耐久での取り組みに加えて、今回の会見では、「新たな水平対向エンジンの開発」「スバルらしい尖ったクルマをJMSで披露すること」「BRZの今後」なども明かしました。  まず現在、スバルは「新型水平対向エンジン」を開発中だといい、スバルの藤貫哲郎CTO(最高技術責任者)は次のように話しています。  この新型水平対向エンジン開発の理由について、藤貫氏は「この先内燃機関を残していくとき、多分内燃機関の数は少なくなってくるかもしれない。  そうなった時に多数の部品があると部品メーカーさんにもご迷惑をおかけするし、コストも上がってしまう。  現在スバルにはFA、FB、CBという3つのラインがあるため、それらを統一したエンジンにしていくことで原価を抑え、生産効率を高めて残していく」と語りました。  また技術コンセプトについては「昔のEJエンジンのように、NA・ターボを作り分けるというふうにやってきたが、そんな形で一つに集約していくエンジンにする」とも語りました。  なお詳細に関しては、2025年秋に開催される「ジャパンモビリティショー2025」(以下JMS)で明らかになるようです。 まさかの「新型水平対向エンジン」を開発中?  次に藤貫氏は今後のスバルの方向性について「スバルって絶対コモディティになっちゃいけない。他社とは違うものを出す、他社がやっていないものをやっていく、そこがポイント」と強調。  続けて「今までの環境規制対応の技術開発で、本当にできるかどうかというところもありましたが、規制がはっきりしてきて、技術的な手応えもある」として、尖った商品を開発する意欲を示し、前述のJMSで「スバルらしい尖ったクルマ」をお披露目することを明かしています。  またスバルらしい尖ったクルマについて藤貫氏は「直近はご想像のものかもしれないし、ちょっとそれを超えた『なんてことするんだ』というのが出るかもしれない」とも述べ、スバルファンの期待を高めました。 「BRZ」の今後は?  また筆者からは、これまでスーパー耐久でも鍛えてきた「BRZの今後」に関して「この先のBRZはどうなりますか?」という質問を投げかけました。  これに対して藤貫氏は「86、BRZという4シーターのスポーツカーで、かつ手頃な価格という存在自体がすごく大切」と強調。「個人的には性能の進化をどんどんするよりも、いかにこれを長く続けていくかということがすごく大切だと思っている」と述べました。  続けて「トヨタさんとアライアンスをやらせていただいている中で、ものすごく象徴的で奇跡の企画。これをどう続けていくかという議論をしている」と説明。  さらに「思いとしてはずっとずっと続けていきたい」と明言し、「この話に関しては大崎社長とも話している」と語ってくれました。  さらに乾技術本部本部長も「ハードがどうかということではなく、どうやってこの先の車作りをどう変えていって、お互いがリスペクトするようなところをどう活かしてクルマにしていくか」という視点で技術交流を進めていると補足しました。

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