大谷翔平の試合中の居眠りに米国反響「睡眠は重要な要素」

ベンチでついつい居眠りをしてしまった大谷。(C)Getty Images  大谷翔平(ドジャース)が珍しく疲れた様子を見せた。  現地時間5月31日、ドジャースは本拠地でのヤンキース戦に18-2で大勝。「1番・指名打者」で先発出場した大谷は4打数2安打の活躍を見せ、大差がついた展開もあって6回の第5打席で代打が送られ、早々と試合から退いた。 【動画】ハッとお目覚め! 大谷翔平の居眠りシーンをチェック  序盤2回でドジャースが10点を奪取。早々に趨勢が定まる一方的な展開だった。試合前に右肘の手術後2度目となるライブBP(実戦形式の投球練習)を行なった大谷は、2イニングを想定して29球を投球。その疲労も考慮され、若手捕手ダルトン・ラッシングとの途中交代を命じられた。  ビジターチームに猛攻を仕掛けたホームチームの攻撃時間は明らかに長かった。それゆえに球場全体にも、どこか気が緩んだような空気は流れていた。そうした状況で微笑ましいシーンがドジャースベンチで起きていた。なんと大谷が試合中にもかかわらず、居眠りしていたのだ。  ドジャースが1-10とヤンキースに大差をつけ、なおも5回2死二、三塁の絶好機を迎えていた時だった。現地の中継カメラがふと三塁ベンチにカメラを向けると、ダグアウトの手すりに顔を寄せて目を閉じる大谷の姿が。しばらくしてパッと目を開けたのだが、眠気がぬぐい切れない様子だった。  ライブBPによる疲労もあったのだろう。集中力を失いかけた偉才の珍しい“居眠りシーン”は、瞬く間にSNSで拡散。現地メディアでも大々的にクローズアップされた。ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者は「さすがのショウヘイ・オオタニも居眠りをしていた」と指摘。さらに米版『Yahoo!』のカリ・アンダーソン記者も「ショウヘイ・オオタニにとって睡眠は重要な要素」としつつ、「ドジャースが大きくリードしていたため、オオタニはちょっと昼寝をしても良いと安心したようだ。ヤンキースの屈辱的な大敗となった試合は彼を居眠りに誘う試合内容だった」と大味な試合展開を交えて紹介した。  また、完全無欠のスーパースターがみせた僅かな隙にファンも反応。Xでは「彼も人間だった」「彼は世界で最も退屈な試合を見ている」「午前中にライブBPもやっているから当然」「日本人は居眠りの達人だ」といったコメントが相次いだ。  5月は15本塁打と量産した大谷。そんな連日の快進撃の影響もあって、彼はベンチで居眠りをしてしまったのかもしれない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]

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