マツダの「新型ロータリースポーツ」まもなく登場!? 全長4.1m級×1.85m幅の「ワイド&ロー」スタイルが超カッコいい! 精悍2シーター「アイコニックSP」その後どうなった?

ロータリースポーツの名車「RX-7」の正統な後継モデルに!?  世界中のファンに愛されたマツダの名車「RX-7」。その血を引くマツダのロータリースポーツ「アイコニックSP」が登場し、市販化の可能性に注目が集まっています。  2023年秋の発表から2年近くが経過しますが、今もなお注目が集まる美麗な新型2シータースポーツカーについてあらためて紹介します。 市販化に期待大! マツダのロータリースポーツコンセプト「アイコニックSP」 【画像】超カッコいい! これがマツダの「新型ロータリースポーツ」です! 画像で見る(30枚以上)  新車で買える国産スポーツカーがめっきり少なくなった今も変わらず、1980年代から2000年代初頭の国産スポーツカー人気が続いています。  その中でも特に「RX-7」は、今も復活を望む声が絶えない名車です。  RX-7は、1978年の初代「SA22C」型登場後、世代を重ねながら2002年8月まで生産された、日本を代表するピュアスポーツカーです。  3世代を通して共通していたのは、世界唯一の量産ロータリーエンジンを搭載し、軽量でバランスに優れたハンドリング性能を実現していたことでした。  初代はオイルショック後のロータリー復権をかけたモデルであり、前後重量配分に優れるフロントミッドシップレイアウトや、手の届く価格帯を武器にヒットしました。  2代目「FC3S」型ではツインスクロールターボやマルチリンクサスペンションを採用し、快適性とパワーの両立を図りました。  3代目「FD3S」型は、曲線美のデザインとシーケンシャルツインターボを特徴とし、日本でも大人気の米国映画「ワイルド・スピード」の劇中車になるなど話題性も高いモデルでした。  最終型「スピリットR」は今も世界的に高い評価を受けており、コレクターズアイテムとして数百万円から1000万円超で取引されることもあります。  そのRX-7の後継と目されているのが、2023年秋の「ジャパンモビリティショー」で公開されたマツダの新型コンセプトカー、アイコニックSPです。  ボンネットの奥には、マツダが開発を続けてきた2ローター・ロータリーエンジンが搭載されており、シリーズハイブリッド方式の発電用ユニットとして活用されています。  後輪をモーターで駆動するEVパッケージを採用しつつ、ロータリーエンジンらしい吹け上がりと音の魅力も保持しています。  駆動方式はFR(後輪駆動)。システム全体で最高出力370PSを発揮し、車重は1450kg前後に抑えられているとされています。  ボディサイズは全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mmで、FD型RX-7よりも短く低く、よりコンパクトな印象です。  外観は長いノーズと低いフード、張り出したフェンダー、短いリアデッキで構成され、ワイド&ローのプロポーションが未来的でありながらも古典を感じさせる、絶妙なスポーツカーらしさを強調します。 2025年の「ジャパンモビリティショー」で続報がある!?  インテリアはドライバー中心のシンプルなコクピットを採用し、物理スイッチ類を極限まで削減。ステアリング奥にはデジタル表示のメータークラスターが配置され、未来的でありながら走りへの没入感を損なわない設計となっています。 ショーモデル的な装飾は多いものの、どこか現実味も帯びている印象な「アイコニックSP」の内装  技術面では、前後重量配分や低重心設計といったマツダならではの「人馬一体」の思想を踏襲しており、コーナリング時の旋回性能や応答性の高さを確保しています。  さらにロータリーエンジンはカーボンニュートラル燃料にも対応しており、環境配慮と走る楽しさを両立させる狙いです。  マツダは市販化について明言していませんが、アイコニックSPの設計には市販化を見据えた現実的な構成要素が多く見受けられます。  また商標登録の出願や、部品開発の進展も報じられており、近い将来、少量生産や限定モデルとして登場する可能性は十分にあると考えられています。  伝説のRX-7が担ってきた「ロータリー=マツダ」のアイコンを、アイコニックSPが新しい時代に継承できるのか、ファンの期待と注目は高まるばかりです。  2025年秋開催予定の「ジャパンモビリティショー2025」で続報が出る可能性もあります。楽しみに待ちましょう。

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