新潟市中心部と新潟バイパスなどを南北に結ぶ「国道７号・栗ノ木バイパス」は、渋滞の緩和や安全性向上などを目的として、立体道路の整備が進められています。2025年度に工事はどこまで進むのでしょうか。 整備事業が行われているのは、新潟市中央区沼垂東2丁目から中央区鐙までの「栗ノ木道路」と中央区鐙から新潟バイパス・紫竹山インターまでの「紫竹山道路」です。 橋脚など下部の工事に加え、2024年度からは橋げたをかけるなどの上部の工事に着手しています。 新潟国道事務所は5月22日、2025年度の工事予定などを明らかにしました。 まず、橋りょう上部工事については、2025年度は笹越橋～鐙交差点間と紫竹山交差点付近で工事に着手します。 これで全体の約43パーセントが着手となります。 次に、橋脚工事は、新たに11基の工事を行う予定です。 これで約77パーセントが着手となります。 このほかにも各種工事が行われます。 完成後は片側2車線の高架道路と片側2車線の地表道路となります。 通過する交通は立体道路へ、地域の交通は地表道路へと整理することを目指している立体道路の整備事業ですが、完成時期は未定となっています。 新潟国道事務所は、工事によっては、交通規制を伴いながらの施工となり、交通規制の期間や内容については、詳細が決まり次第、お知らせするとしています。
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