【盛岡・あすなろ賞】古豪健在!9歳ヘリオスが鮮やかな復活劇

 6月1日、盛岡競馬場で行われた11R・あすなろ賞(M3・3歳上・ダ1800m)は、岩本怜騎乗の2番人気、ヘリオス(せん9・岩手・千葉幸喜)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に1番人気のミニアチュール(牝5・岩手・佐藤祐司)、3着にサクラトップキッド(牡4・岩手・伊藤和忍)が入った。勝ちタイムは1:52.7(良)。 1着 ヘリオス 岩本怜騎手 「指示は2、3番手でしたが、スタート直後につまずいてちょっと焦りました。ですが、無理にポジションを取ると脚を使ってしまうのでリズムを重視。レースも流れていたので中団に控えましたが、逆にコースロスなく立ち回れたと思います。2コーナー過ぎにヘリオスがハミを取りましたからね。気分を害さないように行ってしまおうと決めました。直線でミニアチュールを交わしたあと、少し勢いを失いましたが、最後まで一生懸命に走ってくれました。今回が初騎乗でしたが、どこからでも競馬ができるタイプですし、操作性も高い馬。1800m以下ならどんな流れにも対応できると思います」 【盛岡・イーハトーブマイル】ユウユウコラソン、佐々木志音の手綱で重賞制覇…次は東北優駿視野 ブリンカー着用で復活 あすなろ賞 口取り (C)岩手県競馬組合 千葉幸喜調教師 「転入2戦が案外の結果でしたから、今回は中央時代と同様、ブリンカーを着用して臨みました。鞍上には2、3番手につけてほしいと言いましたが、つまずいてしまいましたからね。中団もやむなしでしたが、うまく乗ってくれました。それと今回は連闘でしたから運動量を控えましたが、高齢馬ですから結果的にそれも好走要因だったかもしれません。次走予定は登録を済ませたさきたま杯ですが、みちのく大賞典の優先出走権も獲得しましたから、改めてオーナーと相談して決めたいと思っています」 ヘリオス 47戦10勝 (せん9・岩手・千葉幸喜) 父:オルフェーヴル 母:アンジュシュエット 母父:フレンチデピュティ 馬主:佐野幸一郎 生産者:桑田牧場 【全着順】 1着 ヘリオス 2着 ミニアチュール 3着 サクラトップキッド 4着 ノーブルサターン 5着 トーセンマッシモ 6着 スズカゴウケツ 7着 フレイムウィングス 8着 モズユイユイ 9着 カレンルシェルブル 10着 サンビュート 11着 グラシアス 12着 ギャレット

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