スズキ「“次期”ハスラー」まもなく登場!? 2025年中に“実車公開”の可能性も? スゴい「新パワートレイン」搭載で「JMS」登場か

「次期ハスラー」を想起させる軽EVのコンセプトモデルの正体とは  コンセプトカーは、メーカーが未来の技術やデザインの方向性を示すために開発・製作され、モーターショーなどのイベントでお披露目されます。  スズキの「eWX」は、2023年の「ジャパンモビリティショー(JMS)2023」で初公開された軽EVのコンセプトモデルですが、そのデザインが次期「ハスラー」を感じさせると注目を集めていました。 次期「ハスラー」はこんなかたち!?【画像は軽EVコンセプト「eWX」] 【画像】超カッコいい! これがスズキ「“次期”ハスラー」!? 画像で見る(30枚以上)  eWXのボディサイズは軽規格に収まる全長3395mm×全幅1475mm×全高1620mmで、現行ハスラーとほぼ同等のコンパクトな寸法です。  デザインは「すっきり、軽やか、新しさ」というテーマで設計されており、フロントには「コの字型」のLEDヘッドライト、ボディ全体には角丸長方形のモチーフをちりばめた親しみやすいスタイルが採用されています。  ボディカラーはグレーを基調にイエローのアクセントを加え、未来感と楽しさを演出しています。  インテリアは白とイエローを基調とした明るくポップな印象で、大型の長方形ディスプレイやスクエア形状のステアリング、ダイヤル式シフトスイッチなどが配置され、近未来的な雰囲気が強調されています。  ソファのような座り心地の4座シートは快適性と実用性を両立し、「相棒のような存在」として日常に寄り添うことを目指した設計となっています。  パワートレインはEV専用設計で、具体的なモーター出力や駆動方式は未公表ですが、航続距離は約230kmとされています。  これはライバルである日産「サクラ」の約180kmを上回る性能であり、軽EVとして高い実用性を備えています。  充電仕様は非公開ながら、推定バッテリー容量は25〜26kWhとされており、急速充電への対応も期待されます。  eWXの市販化については、スズキが「2030年度までに6モデルのEVを導入する」とする成長戦略に合致しており、量産車として登場する可能性は非常に高いと見られています。  一部報道では2026年頃の発売が予想されており、鈴木社長が掲げる「100万円台の軽EV」という目標価格帯にも適合する戦略モデルと位置づけられています。  一方でeWXは、そのデザインやパッケージングから「次期ハスラー」との関係も注目されています。  現行型の2代目ハスラーがデビューしたのは2019年秋の「東京モーターショー」(発売は2020年1月)で、まもなく6年が経過しようとしており、そろそろフルモデルチェンジがおこなわれてもおかしくないタイミングです。  EVではなく、まずマイルドハイブリッド搭載モデルとして先行デビューする可能性もあるかもしれません。 軽規格の「eWX」はグローバル展開も想定  eWXは国内だけでなく、海外展開も視野に入れたグローバル戦略モデルとして開発された側面もあります。  特にインド市場向けには、車体サイズの拡大や航続距離の延長といったローカライズも検討されているといいます。 スズキ軽ワゴンEVコンセプト「eWX」[「JMS2023」参考出品モデル]のインテリア  またeWXは、同時期に発表されたスズキの他EVコンセプトモデルとも共通のデザイン言語を採用しており、軽自動車から商用車までを網羅する電動化ポートフォリオの一端を担っています。  これはスズキの電動化戦略が単発的なものではなく、全方位的に展開されることを示す象徴的なモデルといえるでしょう。  eWXは、単なる未来の軽ワゴンではなく、「親しみやすさ」「使いやすさ」「先進性」を兼ね備えた新世代軽EVの具体的なビジョンです。  軽自動車ユーザーがEVへと自然に移行できるよう設計された思想は、EV市場の“敷居の高さ”を感じさせないアプローチであり、日本市場のみならずアジア新興国市場においても大きな可能性を秘めています。  ただしeWXが初披露されたときとは電動化の流れが変化しており、当初予想された急速なEVシフトにもブレーキがかかっている状況です。  今年2025年秋開催予定の「JMS2025」では、eWXの続報となるようなEVもしくはハイブリッドの軽コンセプトカー登場に期待ができます。

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