「新馬戦」（７日、阪神） 一番星を狙う。土曜阪神５Ｒ（芝１６００メートル）でデビューするアンディムジーク（牝２歳、父アドマイヤマーズ、栗東・渡辺）。２週前には栗東坂路で鮫島駿がまたがり４Ｆ５２秒１−１２秒３。先週はＣＷで６Ｆ８１秒７をマークし、ラスト２Ｆは１１秒３−１１秒４と鋭く伸びた。 母ターフェルムジークも管理した渡辺師は「真面目というか、前向きさがちょっと出過ぎで新馬向きな感じ。気性が勝っている。お母さんもそんな感じだった」と初戦から動けることを強調。全身を使った軽い走りは、いかにも芝向きで「伸びやかというか、しなやかというか。フットワークがすごくいい」と評価した。 初年度から桜花賞馬エンブロイダリーを出し、種牡馬として順調な滑りだしを決めたアドマイヤマーズの産駒だ。「はやりのお父さんですしね。ジョッキーもいい感触をつかんでくれているし、順調に来ています」。馬体重は４４０キロほど。鮫島駿を背に２歳世代の先陣を切る。
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