３日死去した長嶋茂雄・読売巨人軍終身名誉監督の功績をしのぼうと、広島県福山市松永町の市松永はきもの資料館は６日から、長嶋さんが使用した野球シューズを公開する。 シューズは、長嶋さんが巨人で２期目となる監督に就くことが決まった１９９２年秋、宮崎市でのキャンプで履いた。サイズは２８・５センチで、背番号「３３」のオレンジ色の刺しゅうが施してある。長嶋さん側から資料館が貸与を受け、他のスポーツ選手の靴と一緒に常設展などで展示してきた。 死去を受け、資料館は玄関ホールに追悼コーナーを設け、シューズを当面の間展示。高橋成規事務長は「長嶋さんは国民的な英雄。実際に履いたシューズを見て往時に思いをはせてほしい」と話した。 追悼コーナーは見学無料で、常設展は一般３００円。開館は金、土、日曜と祝日の午前１０時〜午後４時。問い合わせは資料館（０８４・９３４・６６４４）。
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