外環道「関越〜東名」いつ開通するの? 調布の「陥没事故」から情報ほとんど無し…工事は本当に進んでいるのですか? 実際どうなっているのか

外環道「東名直結」はいつ?  首都圏近郊をぐるりとつなぐ高速道路「外環道」。  千葉から埼玉、東京練馬方面まで開通していますが、そこから先は未開通のままです。 【画像】「ひょえぇぇぇ!」これが「外環道」の計画ルートと工事状況です(30枚以上)  一体いつになったら開通するのでしょうか。工事はどうなっているのでしょうか。 外環道と関越道の大泉JCT(画像:NEXCO東日本)。  外環道は、千葉県市川市の高谷JCTから三郷、川口を経て、関越道の大泉JCTまでが開通済み。計画では、そこから南下して、三鷹市内の「中央JCT(仮称)」で中央道に接続し、さらに世田谷区内の「東名JCT(仮称)」で東名へ接続します。未開通の事業区間は約16kmです。  ほぼ全線が大深度地下のシールドトンネルで、本線トンネルおよび地上へ出るランプトンネルが各地で掘削中となっています。またIC・JCTの工事が、地上でも徐々に進められています。  この区間が開通すれば、世田谷区から関越道で高崎・新潟方面へ行きたい場合や、練馬区・板橋区から東名で名古屋・大阪方面へ行きたい場合など、広域ネットワークにおける都内の南北移動が「信号ゼロ」で誕生することとなり、交通事情を一変させる重要な役割を果たします。  都内の混雑緩和や所要時間短縮に大きな期待がかかる外環道の未開通区間ですが、どこまで工事が進んでいるのでしょうか。  実は場所によって進捗が大きく異なっています。 具体的に今何をしている?  ランプトンネルのシールド掘削は、まず中央JCTで北側A・Hランプが完了し、南側Bランプが作業中。さらに2024年9月には、新たに「南側Fランプ」のシールドも掘削開始したばかりです。東名JCTでは、AランプとHランプが掘削中です。 外環道・関越道の大泉JCT(画像:写真AC)。  本線トンネルは、関越側から南行きトンネル・北行きトンネルの計2基のシールドマシンがそれぞれ南へ掘進中。2025年6月6日の時点で、南行きマシン「グリルド」は大泉JCTから4165m、北行きマシン「カラッキィー」は4245mの位置まで到達しています(住所は上石神井南町)。  なお、東名側からも、別のシールドマシンがすでに3582m、4427m地点まで掘削済み。全体として半分近くの距離を掘削し終えたことになりますが、どちらも2020年10月の調布市内の地上陥没案件により完全ストップしたまま、約4年半が経過しています。  ただ、何もやっていないわけでなく、東名側シールドを掘削再開するための準備として、陥没地点周辺をセメント系で固化させる「地盤改良」工事が現地で続けられています。  この地盤改良工事は、直径約4m・長さ約40mのパイプ計220本を地中に打ち込んで改良していく作業です。1本分を仕上げるのに、約5日かかるといいます。  地盤改良が始まったのは2023年8月。2024年11月末時点の報告では「概ね3割完了」とのことです。それから作業ペースも向上し、少しずつ進んではいますが、この作業が終わる見通しはまだ立っていません。  関越側からの本線シールドが先に南へ到達するのか、それまでに東名側の2基のシールドマシンが掘進再開となるのかは、まだ分かりません。貫通まではまだまだ、年単位の時間がかかっていきそうです。

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