様々なものの価格が上がっているいま、きょうは物価の最前線で働く方にいまの傾向を伺います。 札幌市豊平区のスーパー、キテネ食品館・月寒店です。 夏野菜が店頭に並ぶ時期ですが、今の野菜の価格はどうなっているのでしょうか。 Ｑ．全体的にいまの夏野菜の価格はどうでしょうか？ （田中圭太社長）「本州や九州が梅雨入りしたことで、ここ数週間で夏野菜が２～３割値上がりしたものもあります」 Ｑ．夏野菜の代表格キュウリはいかがですか？ （田中圭太社長）「キュウリも値上がりしています。産地の関東や九州が大雨の影響でキュウリがあまりとれず、道産のキュウリが道外に流れてしまっているため、先週から２～３割値上がりしています」 Ｑ．５月は５本入りで２１４円だったのが、いまは３本で２１４円。実質値上げとなってしまったんですね。１本でいうといくら値上がり？ （田中圭太社長）「１本４０円くらいだったキュウリが、いまは６０円くらいになりました」 Ｑ．ほかに値上がりした夏野菜は？ （田中圭太社長）「あとはナスとピーマンも天候の影響で先週あたりから２～３割値上がりしました」 Ｑ．いまのナスの価格は５本入りで２１４円ですね。ピーマンは１袋１５０グラムで１０６円。このピーマンやナス・キュウリといった夏野菜の値上がりは続きますか？ （田中圭太社長）「２～３週間後には２～３割価格が下がって、平年並みに落ち着く見込み」 Ｑ．いま、ねらい目の野菜はありますか？ （田中圭太社長）「ほうれん草ですね。２週間前くらいから２割ほど下がって平年並みに戻っています。 Ｑ．ほうれん草の価格は１袋４００グラム入って１４９円。今後の傾向はどうでしょうか？ （田中圭太社長）「この価格が今月いっぱいは続く見込みです」 本州の梅雨入りなどで夏野菜の価格にも影響がでていますが、ねらい目の野菜もあるようです。
