2007年と2011年に放送されたドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(フジテレビ系)。6月よりTVerで配信が開始すると、SNSではあの頃の“推し”を懐かしむ声も。そこでクランクイン!では、『イケパラ』キャラについて人気アンケートを実施。1位には明石総一郎(鈴木亮平)と佐野泉(小栗旬)2人が同票で選ばれた。 【写真】『花ざかりの君たちへ』推しキャラランキングを写真でチェック 今回の結果は、クランクイン!が6月5日〜9日までの5日間で「ドラマ『イケパラ』キャラ、あなたの“推し”は?」と題したアンケートを実施して集計したもの。投票は1人につき2キャラクターまで。112名から回答があった。 ■1位 明石総一郎(鈴木亮平/2007年)32票 栄えある第1位には2人が同票で選ばれた。1人目は、2007年に鈴木亮平が演じていた明石総一郎だ。今回唯一の第2寮以外からのランクインとなった。現在超売れっ子俳優となった鈴木亮平が“桜咲学園生”だったことに驚く人も多いかもしれない。鈴木演じる明石は、体力自慢が集まる第1寮に所属しており、瑞稀や中津らとはそこまで絡みが多かったわけではない。鈴木自身、まだデビューして間もない頃で、セリフも少ない役ではあったが、かなり“クセ強”でユーモラスなシーンで印象を残した。 『イケパラ』時代から鈴木を応援し続けるファンも多いようで「今や名優の鈴木亮平さんの若い頃の演技が弾けているので明石くんから目が離せません!」「第一寮の中で筋肉がすごくてとっても印象的でしたし、とにかくクセが強くて明石総一郎のセリフは頭に残りました」「亮平さんが、ずっと無邪気にはしゃいでる姿が可愛い」「この作品で鈴木亮平さんのファンになって今でもずぅっとずぅっとファンです!!」といった声が多数寄せられていた。 『イケパラ』でも筋肉キャラは健在だったが、その後の鈴木の役作りによる体型変化はすさまじく、2013年公開の映画『HK 変態仮面』では15�増量、その2年後にはドラマ『天皇の料理番』(TBS系)で20kg減量。同時期に公開された映画『俺物語!!』では30�増量するなど、“カメレオン俳優”の名を欲しいままにしている。昨年Netflixで公開された『シティーハンター』ではバキバキの肉体美を披露。『イケパラ』仕込みのコメディシーンも全力で演じきった。 ■1位 佐野泉(小栗旬/2007年)32票 同じく第1位に輝いたのは、2007年に小栗旬が演じた佐野泉。瑞稀が性別を偽ってまで会いたかった相手だ。オリンピック候補といわれるほどの走り高跳びの選手だったが、ある事件をきっかけに跳ぶのをやめてしまった。クールでぶっきらぼう、学園で初めて顔を合わせた瑞稀が思わず「性格わるっ!」と漏らすほどだったが、瑞稀と徐々に距離を縮めると、心配性な「お父さんみたい」(瑞稀談)なキャラに変化していく。 たまに見せる笑顔がたまらない、これまた落差のすごいギャップ系男子、佐野泉。アンケートでは「クール系でも優しい、こういうイケメンと言えば小栗旬」「あのツンデレが最高でした!」「今、見返しても、佐野泉の傷ついた繊細な表情に射抜かれてます」といったコメントが届いた。 当時の小栗旬といえば、“イケメン俳優”のまさにトップ。2005年に『花より男子』(TBS系)で花沢類を演じ、2007年の『イケパラ』で人気を確実なものに。2009年には『東京DOGS』(フジテレビ系)で水嶋ヒロとW主演を務め『イケパラ』ファンの間でも話題に。また映画『シュアリー・サムデイ』で監督を務めた際には鈴木亮平を起用している。映画『ルパン三世』や『銀魂』など、実写化作品でも高評価を得つつ、2022年には大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演、演技力の高さを見せつけた。現在は、所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」にて代表取締役社長を務めている。プライベートでは『貧乏男子 ボンビーメン』(日本テレビ系)で共演した山田優と2012年に結婚。4人の子を持つパパだ。