東京・原宿にハリー・ポッターの新たな公式直営店舗「ハリー・ポッター ショップ 原宿」が8月に開業する。ワーナーブラザース・ディスカバリーが昨年発表していた日本初の旗艦店で、東京メトロ・明治神宮前駅に直結した表参道沿い（東京都渋谷区神宮前6丁目31番17号）、代々木公園に続く緑豊かな通りに魔法世界への入り口が姿を現した。 【画像】公式ハリー・ポッター ショップ建設中 　また、今月29日をもって閉店が発表されている「ハリー・ポッター マホウドコロ 赤坂 Wizarding World Street店」は、公式直営店「ハリー・ポッター ショップ 赤坂」として7月17日よりリニューアルオープンする。 　原宿の新店舗は、約900平方メートルの広さを誇り、内装はホグワーツ魔法魔術学校の“禁じられた森”をモチーフにしている。同店の外壁には映画でおなじみの“忍びの地図”が出現。神秘的かつ没入感のあるショッピング体験を提供する。 　一方、赤坂でこれまでファンに親しまれてきた「マホウドコロ」店舗がリニューアル。場所はそのままに、「ハリー・ポッター ショップ 赤坂」として新装開店し、引き続き公式ショップとしての役割を担う。 　これら2店舗はいずれも、2023年6月に開業した「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」に続く公式リテール展開であり、日本国内向け公式オンラインストア「ハリー・ポッター ショップ オンライン ジャパン」とも連携。ロンドンのキングス・クロス駅構内や、ニューヨーク、シカゴ、ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドンと東京で運営しているハリー・ポッター直営公式ショップに続くグローバルな直営展開の一環として位置づけられている。 　各ショップでは、記念撮影スポットやインタラクティブな展示、映画の小道具を活用した内装演出などを備え、訪れる人々に特別な“魔法体験”を創出。国内外から多くの観光客が訪れるエリアで、新たな集客の柱となる見通しだ。店舗の詳細については、今後順次発表される。 　運営元のワーナー ブラザース スタジオジャパンの山崎佐智子ゼネラルマネージャーは、「2つの路面店の開業により、東京にさらに多くのハリー・ポッターの魔法をさらなる魔法をお届けできることを大変うれしく思います」とコメント。「それぞれの施設は異なる価値を持ち、互いを補完し合いながらファンの皆さまにかつてない体験を提供できると確信しています」と語っている。 　また、ワーナーブラザース・スタジオの最高執行責任者サイモン・ロビンソン氏も、「ファンの皆さまに、より多くの形で魔法の世界を体験し、触れていただける機会をお届けできることをうれしく思っています」と述べている。