心と体の両方を整えてくれる「農家レストラングルメ」。地域の特産や自家製の農産物が心ゆくまで楽しめる最高のひととき。農業が盛んな新潟ならではの食。どんなものが登場するのでしょうか。 新潟市南区で農家レストランを発見！ 芦川リポーター 「新潟市南区です。緑もあって、のどかな雰囲気でいいですね、新鮮なお野菜も頂けるという農家レストランに行ってみましょう」 2021年にオープンした「農民カフェ味方店」。 動物性食品は使わず、自家製を含めた地元の野菜をふんだんに使ったメニューで人気のお店です。 入店すると「おかえりなさい」 芦川リポーター 「こんにちは」 農民カフェ田中裕介さん 「おかえりなさい」 芦川リポーター 「なぜ、おかえりなさい、なのですか？」 農民カフェ田中裕介さん 「来た方を皆様ファミリーと捉え、家族のようにお迎えしたいなと」 “アットホームの塊”みたいなお店ということでファンも多いそうです。 芦川リポーター 「メニューが色々あって迷うのですけれども『農民おうちご飯と選べる飲み物、農民おやつコース』ですね」 農民カフェ田中さん 「初めに来られたお客様におススメしているメニューです」 野菜が様々な料理に変身 調理は主に奥様の和枝さんが担当。 色とりどりの野菜がさまざまな料理に変身していきます。 「農民おうちごはん」セット 出来上がったものが「農民おうちごはんと選べるお飲み物＋農民おやつ」のセットメニューです。 こだわりの野菜のおいしさはもちろんですが、ササニシキの玄米ごはんは抜群です。 メニュー説明も まずは初めて訪れた方へ、シェフからメニュー説明のサービス。 農民カフェ田中和枝さん 「見たことや食べたことがないようなものがあると思います。『ネギぼうず』は、いま畑でニョキニョキ生えています」 店の裏が畑 「ネギぼうず」と呼ばれるネギの先は、お店の裏手にある畑で採れたもの。 サラダに入っているスイスチャードという葉物野菜もここで収穫しています。 ネギぼうずの天ぷらをいただく 芦川リポーター 「『ネギぼうず』は、食べられるのですか？」 農民カフェ田中和枝さん 「お花が咲く前は食べられますので、天ぷらにするとおいしいです」 芦川リポーター 「実家のおばあちゃんに教えなきゃ」 新たな気付きを得たところで、いただきましょう。 芦川リポーター 「シャキシャキとした歯応えもあるのですけど、『ネギぼうず』の『ぼうず』の部分が、すごくジューシーです」 ササニシキの玄米ごはん 芦川リポーター 「ササニシキの玄米ごはん。一粒一粒が、“もちっ”としていて、玄米の香りがほっこりした気持ちになります」 その他にも、旬の『根三つ葉を使ったごま和え』や『豆乳で作ったカッテージチーズのサラダ』、『雑穀の包み揚げ』など品数豊富。 芦川リポーター 「野菜中心のメニューは、何かきっかけがあったのですか？」 農民カフェ田中裕介さん 「きっかけは妻のお母さんがすい臓がんで亡くなってしまったのですけど、そこに対して食事療法をということで、家族の食卓が変わって、そこで食の力というのを感じて、食の前に農業があるので、食と農というものがミッションとなりました」 その他に、カレーも人気だということです。 ぜひ訪れて、ゆったりした気持ちで料理を味わってみてください。 2025年６月5日「夕方ワイド新潟一番」放送より