2023年の2冠右腕ストライダーが623日ぶり白星 本領発揮の6回無失点13K ブレーブスは球団最多19Kで快勝

○ ブレーブス 4−1 ロッキーズ ● <現地時間6月14日 トゥルイスト・パーク>  アトランタ・ブレーブスが西地区最下位ロッキーズに連勝。スペンサー・ストライダー投手(26)が2023年9月30日以来、623日ぶりの白星を掴んだ。  右肘手術から復帰した剛腕がついに本領発揮。今季6戦目の先発マウンドに上がったストライダーは先頭打者ヒリアードをフォーシーム3連投で空振り三振に仕留め、初回三者凡退の好スタート。2回表にも直球攻めで4番マクマーンから空振り三振を奪うと、そのまま3回二死まで5者連続三振をマーク。二死から9番フリーマンにこの試合の初安打を許したが、続く1番ヒリアードをまたしてもフォーシーム3球で空振り三振に封じた。  4回以降は走者を出しながらも奪三振ショーを続け、5回表には先頭から連続三振を奪って今季初の2桁奪三振を達成。続く8番ファーマ—に二塁打を浴びたものの、9番フリーマンを空振り三振に斬ってピンチを切り抜けた。6回表にも一死から3番グッドマン、4番マクマーンの中軸を連続三振。打者22人との対戦で13三振を奪いながら87球で6回を投げ切り、3被安打、1四球、無失点と快投した。  ブレーブスは初回に4番マット・オルソンの適時打で1点を先制。続く2回裏には1番ロナルド・アクーニャJr.が7号2ラン本塁打を放ってストライダーを援護した。終盤のブルペン陣も好投を見せ、1試合19奪三振の球団最多記録を樹立。2カード連続の勝ち越しに成功し、借金を「7」に減らしている。  2020年のドラフトでブレーブスに入団したストライダーは翌2021年にMLBデビューを飾り、2023年には20勝、281奪三振を記録して投手2冠を獲得。しかし、昨季4月に右肘手術を受け、わずか2登板でシーズンを終了した。今季4月16日のブルージェイズ戦で約1年ぶりの復帰を果たすも、同試合で右ハムストリングを痛めて再離脱。5月に復帰してからも調子が上がらず開幕5戦全敗、防御率5点台と苦しんでいた中、圧巻の投球で今季初勝利を手にした。

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