大谷翔平が届かなかった“ジャッジの壁” 偉大な師匠超えも…生まれた決定的な「810」

大谷は929試合で250号に到達…歴代5位のスピード記録 【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)  ドジャース・大谷翔平投手は唯一無二とも言える二刀流として圧倒的存在感を放っている。近年は右肘の故障で打者に専念しているものの、夏場に投手の復帰が期待されている。一方で打者一本に限っても、実力は歴代でもトップクラス。通算250号に到達し、改めて凄みを確認できる。  大谷は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦の初回に11試合ぶりとなる24号先頭打者弾を放った。さらに6回の第4打席で25号。この一発でメジャー通算250号を達成した。MLB公式のサラ・ラングス記者は、大谷がアレックス・ロドリゲスの977試合を抜き、通算944試合でメジャー最速の「250本塁打&150盗塁」に到達したと紹介。パワーとスピードで衝撃の記録を打ち立てている。  もっとも、250号に絞っても快挙を樹立している。大谷を含めてメジャー250本塁打を記録した選手は255人。その中で最速達成したのは、2023年のアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)でわずか810試合だった。2位は本塁打王2回のライアン・ハワードで855試合、3位はデビューから7年連続で本塁打王の偉業を成し遂げたラルフ・カイナーの871試合、通算7度の本塁打王を誇るハーモン・キルブルーの905試合と続いている。  そして、今回の大谷は打者として929試合の出場で到達。MVP3回&通算703本塁打のアルバート・プホルス(933試合)を抜いて歴代5位のスピード達成だった。プホルスといえば、大谷がデビューしたエンゼルス時代に打撃に悩み、フォーム修正の助言をもらった大打者。時を超え、大谷は“偉大な先輩”よりも先に快記録に到達した。果たして今後も本数を積み重ね、どれだけのレコードを塗り替えていくのだろうか。(Full-Count編集部)

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