球宴前の投手復帰の可能性「どう思います？」 　二刀流復帰が近づいているドジャースの大谷翔平投手の発言に、ファンが注目しているようだ。2本塁打を放った14日（日本時間15日）の試合後、球宴前の投手復帰の可能性について聞かれた大谷が米記者に逆質問。SNS上では「素晴らしい返答」などの声が上がっている。 　大谷はこれまで3度の実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板し、14日（同15日）の試合前にもブルペンにも入った。術後3度目のライブBP登板となった10日（同11日）の敵地・パドレス戦前には3回想定で最多44球を投げ、1安打6奪三振をマークした。 　3度目のライブBP後にデーブ・ロバーツ監督が、球宴前の投手復帰について「可能性はゼロではない」と言及。この発言について14日（同15日）に米記者から質問を受けた大谷は「どう思います？」と絶妙な切り返し。「まあそんな感じです」と二コリと笑って明確には答えなかった。 　ロバーツ監督は15日（同16日）のジャイアンツ戦前に、大谷の次回のライブBPについて「試合で投げる前は最後になりそうか？」と問われると「その可能性はある」と投手復帰前最後となる可能性を示唆。日程は流動的だが16日（同17日）からの本拠地・パドレス4連戦中に行われれば、6月下旬にもマウンド復帰できる。指揮官は「強度を上げることについては非常に慎重に行っている」などと説明した。 　ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」は14日（同15日）、公式X（旧ツイッター）に「現状では、ショウヘイ・オオタニは球宴休み前に投手復帰するのだろうか？」とのタイトルで米記者とのやりとりの動画を投稿した。 　この大谷の態度にファンは騒然。「Noだ」「しないよ！」「まだ二刀流を行うことに慣れるには時間がかかるよ」と懐疑的な声の一方で「なんだよぉー　ロバーツ監督だけじゃなくて大谷さん本人も思わせぶりじゃないかー」「（球宴前に投手復帰するかという）最後の質問に対して、素晴らしい返答だ」といったコメントもあった。（Full-Count編集部）